Everyday Magic!
2008年4月7日 趣味
買ってしまいました、パトT。
サンデー&マガジン創刊50周年×ユニクロのコラボTシャツにパトレイバーも選ばれたと知って、最近すっかりご無沙汰の店主も自己主張。ってどこに着ていくんだ【爆】夏のお祭りもお盆で無理だし
コナンやうる星に交じって、少年サンデー50周年を彩る錚々たるラインナップの中に『機動警察パトレイバー』が選ばれたのは、ファンながらちょっとびっくり。他にもサンデーを代表する名作はタッチとかいくらでもあるだろうし、ゆうきまさみの代表作ならあ〜るが選ばれてもよかったような。いくらアニメ化されて知名度が高いとはいえ。
でも、パトレイバーといえばしばしばアニメの方がオシイ監督の名前と一緒に引き合いに出される中、こうしてゆうきまさみのパトレイバーというのをバーンと前面に出してもらえたというのはコミックはとしては嬉しい限りです。それにマンガ批評本には結構出てるんだよね、ゆうきパトって。
そういや最近のめり込んでる『サイボーグ009』ですが、マガジン・サンデー両方で連載してたんですよね。掲載誌が10誌を超え、少女誌にも連載されていたゼロナイですが、実はこの2誌のライバルでもあるジャンプにも(月刊ですが)掲載されていたなんて、そんなマンガ他にあるでしょうか?
ですが本屋に関連本が無いかと探してみてもなかなか見つからないんですよね、石ノ森作品。手塚本はいくらでもあるのに。地元の図書館にはBJ全巻置いてあったのになんでゼロナイは無いんだよ!でも、こういう苦労はヲタクに開眼してからずっとつきまとっているような・・・ガンダムはあるのにパトは無い、北斗はあるのにCHは無い【泣】
==================================
閑話休題、Wikipediaをめぐってると結構勉強になります。当然のことですが。
日ごろ店主が漠然と思っていることに誰かがきちんとした名前をつけていたり。
この『エブリデイ・マジック』という概念もまたしかり。
「今・ここ」とは隔絶した一つの確立した世界を構築するハイ・ファンタジーの対極にある物語類型で、日常と変わらない世界の中にぽんと非日常のものが入り込んできて、それでどーしたこーした、という感じの話。
日本における代表的な例として藤子不二雄作品が挙げられてますが、確かにドラえもんなんてそんな感じ。のび太のいる(ちょっと古風な)日常の中、ドラちゃんだけが22世紀の超ハイテクネコ型ロボットだもん。あと、その後の影響という点でいえば『うる星やつら』が挙げられるかな。ラブコメというジャンルの中に『押しかけ不思議少女モノ』という類型を築いた功績は大きい、うむ。
こうしたドラえもん的押しかけ型とは違うものの、店主の好きな作品、書きたいと思っている世界はまさしくエブリデイ・マジックの世界。
パトレイバーは警察というこれ以上ないリアリスティックな世界にいきなり巨大ロボットを放り込んだ化学反応こそ物語の妙だったわけだし
CHにしても、そこに描かれている世界は我々と地続きに見えながら
(だからこそ『聖地・新宿詣で』なんてことに嬉々としていられるわけだが)
その中にスイーパーという非日常が入り込むことによってドラマが生まれるだけでなく、何気ない日常すらもドラマティックになっていく=妄想のいいネタになる、ということが言えるんじゃないでしょうか。
結局、心惹かれるのは日常なんですよね。
特にパトのロボットものとは思えないアンチ・ヒロイックな日常を見せつけられて以来。あれをさらに「ロボットがいるのに全然SFじゃない」にまで推し進めたのが『究極超人あ〜る』なのですが。
昔は店主も壮大な世界観のハイ・ファンタジーを志したことがありますよ。一つの世界の創造から破滅までを描く長大な叙事詩とか【爆】でも今は全然書く気しません、そういうの。キャラクターの日常の見えてこない話はダメなんですよ。異世界ものと言いつつ、モデルとなる時代や国の歴史的背景を必死で考証してますし。
サイボーグ009にハマり込んでしまい、当然パクリインスパイアされたネタをやりたくてウズウズしてるんですが、自分の与り知らぬところでサイボーグ化されてしまった主人公たちが、自分たちを改造した悪の組織に復讐を誓う、じゃなくて
試験体として組織(この場合は営利企業。しかし軍事転用の意欲は隠さず)の側に立ちながらも、それでも人間としての生を全うしようとする、という感じになりそうです。
とりあえずは、ジェンダー系でこれ抜きにサイボーグを語ることなかれ!な、ダナ・ハラウェイの『サイボーグ宣言』で理論武装してみるつもり。って全然ゼロナイとは関係なさそうですが【爆】
サンデー&マガジン創刊50周年×ユニクロのコラボTシャツにパトレイバーも選ばれたと知って、最近すっかりご無沙汰の店主も自己主張。ってどこに着ていくんだ【爆】夏のお祭りもお盆で無理だし
コナンやうる星に交じって、少年サンデー50周年を彩る錚々たるラインナップの中に『機動警察パトレイバー』が選ばれたのは、ファンながらちょっとびっくり。他にもサンデーを代表する名作はタッチとかいくらでもあるだろうし、ゆうきまさみの代表作ならあ〜るが選ばれてもよかったような。いくらアニメ化されて知名度が高いとはいえ。
でも、パトレイバーといえばしばしばアニメの方がオシイ監督の名前と一緒に引き合いに出される中、こうしてゆうきまさみのパトレイバーというのをバーンと前面に出してもらえたというのはコミックはとしては嬉しい限りです。それにマンガ批評本には結構出てるんだよね、ゆうきパトって。
そういや最近のめり込んでる『サイボーグ009』ですが、マガジン・サンデー両方で連載してたんですよね。掲載誌が10誌を超え、少女誌にも連載されていたゼロナイですが、実はこの2誌のライバルでもあるジャンプにも(月刊ですが)掲載されていたなんて、そんなマンガ他にあるでしょうか?
ですが本屋に関連本が無いかと探してみてもなかなか見つからないんですよね、石ノ森作品。手塚本はいくらでもあるのに。地元の図書館にはBJ全巻置いてあったのになんでゼロナイは無いんだよ!でも、こういう苦労はヲタクに開眼してからずっとつきまとっているような・・・ガンダムはあるのにパトは無い、北斗はあるのにCHは無い【泣】
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閑話休題、Wikipediaをめぐってると結構勉強になります。当然のことですが。
日ごろ店主が漠然と思っていることに誰かがきちんとした名前をつけていたり。
この『エブリデイ・マジック』という概念もまたしかり。
「今・ここ」とは隔絶した一つの確立した世界を構築するハイ・ファンタジーの対極にある物語類型で、日常と変わらない世界の中にぽんと非日常のものが入り込んできて、それでどーしたこーした、という感じの話。
日本における代表的な例として藤子不二雄作品が挙げられてますが、確かにドラえもんなんてそんな感じ。のび太のいる(ちょっと古風な)日常の中、ドラちゃんだけが22世紀の超ハイテクネコ型ロボットだもん。あと、その後の影響という点でいえば『うる星やつら』が挙げられるかな。ラブコメというジャンルの中に『押しかけ不思議少女モノ』という類型を築いた功績は大きい、うむ。
こうしたドラえもん的押しかけ型とは違うものの、店主の好きな作品、書きたいと思っている世界はまさしくエブリデイ・マジックの世界。
パトレイバーは警察というこれ以上ないリアリスティックな世界にいきなり巨大ロボットを放り込んだ化学反応こそ物語の妙だったわけだし
CHにしても、そこに描かれている世界は我々と地続きに見えながら
(だからこそ『聖地・新宿詣で』なんてことに嬉々としていられるわけだが)
その中にスイーパーという非日常が入り込むことによってドラマが生まれるだけでなく、何気ない日常すらもドラマティックになっていく=妄想のいいネタになる、ということが言えるんじゃないでしょうか。
結局、心惹かれるのは日常なんですよね。
特にパトのロボットものとは思えないアンチ・ヒロイックな日常を見せつけられて以来。あれをさらに「ロボットがいるのに全然SFじゃない」にまで推し進めたのが『究極超人あ〜る』なのですが。
昔は店主も壮大な世界観のハイ・ファンタジーを志したことがありますよ。一つの世界の創造から破滅までを描く長大な叙事詩とか【爆】でも今は全然書く気しません、そういうの。キャラクターの日常の見えてこない話はダメなんですよ。異世界ものと言いつつ、モデルとなる時代や国の歴史的背景を必死で考証してますし。
サイボーグ009にハマり込んでしまい、当然
試験体として組織(この場合は営利企業。しかし軍事転用の意欲は隠さず)の側に立ちながらも、それでも人間としての生を全うしようとする、という感じになりそうです。
とりあえずは、ジェンダー系でこれ抜きにサイボーグを語ることなかれ!な、ダナ・ハラウェイの『サイボーグ宣言』で理論武装してみるつもり。って全然ゼロナイとは関係なさそうですが【爆】
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