途中からの上に途切れ途切れでしたが、ひとまずシーズン6終了とともにこのタイトルでの記事も小休止です。ですが映画版まで出来るほどの盛り上がりですが、半年後のシーズン7はもちろんありますよね?映画をもって完結ということはありませんよね??それ以上に『今週の相棒』第7シリーズがあるのかは未定ですが【爆】
テレ朝の番宣に乗せられて昼間、初回SP『複眼の法廷』しっかり見てしまいました。そして、まさにこの最終回は初回ラストの三雲判事の台詞と呼応してるんですよね。自分の裁いた事件がたとえ冤罪であったとしても、その判決を一生背負う覚悟。それが一般論やたとえ話ではなく、彼自身の実体験だったとは・・・。
このようなプロット、もしかして初回のシナリオできた時点であったのでしょうか、それとも最終回ということでループにしたんでしょうか。
三雲判事が判決を下した死刑囚が死刑確定から19年経っても刑が執行されることが無かったことに右京さんは眼をつけましたが、実際はそのようなことは珍しくないのでは、というのが店主の印象でした。
法律では死刑確定から半年以内に執行すべきとのことですが、現実としては弁護士の再審請求などにより(最新の審理中は刑の執行が出来ないらしい)ずるずると刑の執行が延びてしまい、結局は事件のことなんて「あ、そういえばそんなことがあったね」ぐらいになってから執行されるというのがザラのような気がします。さすがに最近では店主の生まれる前の事件で、なんてことはなくなりましたが。逆に池田小の事件、あの時は確定後規定以内に刑が執行されましたが、その方が異例だとニュースになるくらい。
25年前の母子放火殺人犯が拘置所内で急死。直後、事件を担当した刑事と検事が相次いで殺される。そんなわけでこの連続殺人とともに25年前の冤罪の真犯人も追わなければならないんですが、店主の犯人フラグ、今回も正解でしたw
そうよ、最初から怪しいと思ってたのよこの男。だって「娘が焼け死ぬのを見ながら死んでいった母親はどんなに無念だっただろう」なんて言うんだもの。検死では母親には刃物傷が。両方とも死因は一酸化中毒だそうですが、普通だったら逆に母親が先に息絶えたと思いますよ、現場見てない限りは。
でもその真犯人が連続殺人の犯人だったとは。『相棒』のへそ曲がりなプロットに慣れてしまうと、その二つの事件はてっきり犯人は別だと思ってしまいますよ。それも、事件の真犯人が現れて欲しくない国家権力の仕業だとばかり。自分の犯した罪が、たとえ時効が成立しているとはいえ明らかになってほしくない、というのは『相棒』としてはあまりにもシンプル過ぎる動機ではないんでしょうか。
殺された刑事も検事も、冤罪を生み出してしまったという十字架を背負いながら、それでも刑事は25年間真犯人を追い続け、そして過ちを認めることになると判っていながらそれを公表しようとしていたことが店主にとっては救いでした。往々にして『相棒』では特命係以外の刑事や検察側は組織の論理によって立つ悪役として描かれがちなので。
真犯人宅にガサ入れに入るシーン、令状を見せる薫ちゃんの口調が妙に手慣れていて、おそらく捜査一課時代はこんな風にドカドカ被疑者宅に乗り込んでいったんだろうなと思わず想像してしまいました。そういえば特命係では令状持っての捜査ってほとんどありませんでしたもんねぇ。
そして犯人を追いつめる伊丹の口調のねちっこいこと【笑】きっと普段もそんな感じなんだろうなぁ。
犯人逮捕の会見の人選には笑わせてもらいました。これはある意味、警察として非を認めなければならない場でしたが、参事官の中間管理職の悲哀を感じさせる風貌じゃなければあの場の同情は買えなかったはず。刑事部長の悪役ヅラではまず無理だろうという意見は店主も同じでした【爆笑】
でもあのラスト、今までのシリーズ最終回とは違って(たとえ特命係がいったんは解散してしまったとしても)一件落着というカタルシスが今回は無かったような。
つまりは映画版への布石ということですか。
ええ、見に行きますよGW、劇場まで。
すでにノベライズが出たそうじゃないですか、公開ずっと前なのに。いくら結末が違うとはいえ、映画見るまで買いませんよ。オフィシャルガイドは見ちゃうと思いますが。
その上、旅番組に『相棒』メンバー出させるとは・・・見たいと思ってしまうじゃないですか!【馬鹿】
拍手レス
3/18 23:04のお客様
テレ朝の番宣に乗せられて昼間、初回SP『複眼の法廷』しっかり見てしまいました。そして、まさにこの最終回は初回ラストの三雲判事の台詞と呼応してるんですよね。自分の裁いた事件がたとえ冤罪であったとしても、その判決を一生背負う覚悟。それが一般論やたとえ話ではなく、彼自身の実体験だったとは・・・。
このようなプロット、もしかして初回のシナリオできた時点であったのでしょうか、それとも最終回ということでループにしたんでしょうか。
三雲判事が判決を下した死刑囚が死刑確定から19年経っても刑が執行されることが無かったことに右京さんは眼をつけましたが、実際はそのようなことは珍しくないのでは、というのが店主の印象でした。
法律では死刑確定から半年以内に執行すべきとのことですが、現実としては弁護士の再審請求などにより(最新の審理中は刑の執行が出来ないらしい)ずるずると刑の執行が延びてしまい、結局は事件のことなんて「あ、そういえばそんなことがあったね」ぐらいになってから執行されるというのがザラのような気がします。さすがに最近では店主の生まれる前の事件で、なんてことはなくなりましたが。逆に池田小の事件、あの時は確定後規定以内に刑が執行されましたが、その方が異例だとニュースになるくらい。
25年前の母子放火殺人犯が拘置所内で急死。直後、事件を担当した刑事と検事が相次いで殺される。そんなわけでこの連続殺人とともに25年前の冤罪の真犯人も追わなければならないんですが、店主の犯人フラグ、今回も正解でしたw
そうよ、最初から怪しいと思ってたのよこの男。だって「娘が焼け死ぬのを見ながら死んでいった母親はどんなに無念だっただろう」なんて言うんだもの。検死では母親には刃物傷が。両方とも死因は一酸化中毒だそうですが、普通だったら逆に母親が先に息絶えたと思いますよ、現場見てない限りは。
でもその真犯人が連続殺人の犯人だったとは。『相棒』のへそ曲がりなプロットに慣れてしまうと、その二つの事件はてっきり犯人は別だと思ってしまいますよ。それも、事件の真犯人が現れて欲しくない国家権力の仕業だとばかり。自分の犯した罪が、たとえ時効が成立しているとはいえ明らかになってほしくない、というのは『相棒』としてはあまりにもシンプル過ぎる動機ではないんでしょうか。
殺された刑事も検事も、冤罪を生み出してしまったという十字架を背負いながら、それでも刑事は25年間真犯人を追い続け、そして過ちを認めることになると判っていながらそれを公表しようとしていたことが店主にとっては救いでした。往々にして『相棒』では特命係以外の刑事や検察側は組織の論理によって立つ悪役として描かれがちなので。
真犯人宅にガサ入れに入るシーン、令状を見せる薫ちゃんの口調が妙に手慣れていて、おそらく捜査一課時代はこんな風にドカドカ被疑者宅に乗り込んでいったんだろうなと思わず想像してしまいました。そういえば特命係では令状持っての捜査ってほとんどありませんでしたもんねぇ。
そして犯人を追いつめる伊丹の口調のねちっこいこと【笑】きっと普段もそんな感じなんだろうなぁ。
犯人逮捕の会見の人選には笑わせてもらいました。これはある意味、警察として非を認めなければならない場でしたが、参事官の中間管理職の悲哀を感じさせる風貌じゃなければあの場の同情は買えなかったはず。刑事部長の悪役ヅラではまず無理だろうという意見は店主も同じでした【爆笑】
でもあのラスト、今までのシリーズ最終回とは違って(たとえ特命係がいったんは解散してしまったとしても)一件落着というカタルシスが今回は無かったような。
つまりは映画版への布石ということですか。
ええ、見に行きますよGW、劇場まで。
すでにノベライズが出たそうじゃないですか、公開ずっと前なのに。いくら結末が違うとはいえ、映画見るまで買いませんよ。オフィシャルガイドは見ちゃうと思いますが。
その上、旅番組に『相棒』メンバー出させるとは・・・見たいと思ってしまうじゃないですか!【馬鹿】
拍手レス
3/18 23:04のお客様
コメントありがとうございますm(_ _)m
定点観測はどんな話題に対してネタの神様が降りてくるか次第なので
話の前後のつながりは書いてる方も意識してませんでしたが・・・
奇しくもそんな流れになってしまいましたか、反省。店主ダメじゃん。
おそらくあの後はさすがの撩も香に優しくしてあげたと思いますが
あの男、喉元過ぎれば熱さ忘れるケがありますんで・・・。
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