というわけで今日はこの『京都歴史散歩』と『歴史群像シリーズ・日本の剣術』、そして分冊ものの『戦乱の日本史5・新説 新撰組疾風録』を購入。あからさまに幕末京都ネタの資料というのがバレバレのセレクト【笑】当然『幕末百鬼夜行譚』タイトル決まりました のためです。
店主、一つの話を書こうと思うとまずそのための資料になる本を大量に買ってしまうんですよね。まずは舞台となる場所のガイドブック（るるぶとかまっぷるとか）CHのためにも新宿ウォーカーとか銃の本とかコツコツ買っちゃいましたもん。もちろん完全版は大事な一次資料です。
特にこの本は書店で手に取った瞬間「買いだ！」と思いました。
最近この手の古地図本というか、現代の地図と江戸時代のものを並べて、ついでに教科書的豆知識とかガイドブック的なのを載せてる本って結構出回ってますが、江戸ばかりで京都のものはほとんど無かった。
でもこれは平安京遷都から明治期にかけてを通史的に扱ってるし、きちんとお土居や京の七口、幕末関係のMAPなんかも載ってるんでありがたい。
特にありがたかったのは公家町（現・京都御苑）の中のこまごまとしたお屋敷の住宅地図【笑】
『日本の剣術』も剣道経験ゼロの店主がチャンバラ書く上で必要な知識だし、新撰組は『風光る』なんかでキャラは捉えてますが【笑】手元に置ける包括的なものが欲しかったし。
でもまだまだこれでおしまいってわけではありません。あと、幕末関係の主要人物と大まかな流れがつかめるようなムック本が必要ですし
少なくとも『誰がいつ京都にいたのか年表』ぐらいは自分で作れるようにならねば
澤田ふじ子先生の『土御門家陰陽事件簿』シリーズはかなり自分のやりたいネタとかぶってるんで買って手元に置いて資料代わりに紐解くってのもアリかも。最新巻が文庫で出ましたし。
こまごまとした資料を集めるのもいいんですが、その世界観の雰囲気というのはむしろその手の小説を読んで読んで読みまくって自ずと身につけるしかないかも。言葉遣い一つとってもそうですし。江戸時代の京都を扱った小説って他にそうそうありませんし、『祇園神灯事件簿』や『禁裏御付武士事件簿』などほかのシリーズも読んでみたいんですけど・・・地元の図書館って、ドラマにもなった『公事宿事件書留帳』すら置いてないんで絶望的。買うのも高いしなぁ・・・そもそも本棚が不足しているというに。
ってこんなことしてるからCH’進まないんだよ。ようやくホワイトデーネタが書きあがりましたがもう難産【泣】この調子で連載再開できるんだろうか。
って本業はどうしたんだ。
コメント