昨日ブクオフで『北宋風雲伝』15巻まで一気読みしてしまいました。だって売れ筋の少年マンガと違って、少女マンガ(特に秋田書店刊)はなかなか全巻揃ってるということがないんだもの。あと、後半になると面白くって一巻だけじゃ止まらないというのもありましたしね(前半はすでに読了済み)
日本で中国史ものといえば唐か漢の時代でなかなか宋代ものというのは身近じゃありませんが、この時代は料理屋はあるし芝居もあるしと(天下国家ではなく)市井のあれこれを書くための小道具がすでに揃ってたんですね。ということは日本でいうところの江戸時代に近いか【笑】元ネタの『三侠五義』もいわば中国の大岡越前か遠山の金さんという感じですし。
主役の『南侠』『御猫』展昭(左上・下が名判官・包拯)もいいのですが、店主の好みはやっぱりヒロイン格の丁月華ですね。将軍の娘で女性ながら武術の達人、着飾れば仙女と見まごうほどの美少女だが普段は男の子みたいな恰好をしているというだけで店主のツボです。
この二人がお互いを想い合ってるのに、『盟友』としての関係を崩したくないばかりに気持ちを打ち明けられないなんて、ベタすぎるといってしまえばベタなんですが、まさに店主のカップリング属性のストライクゾーンのど真ん中。恋敵のはずの『錦毛鼠』白玉堂も後半ではミック化してきますし【爆】
ミック・エンジェル=おせっかいな恋敵、
という意味で店主の中で普通名詞化してるな【笑】

それが後半でやっと想いが通じ合ったのもつかの間、月華は今までの勝気さはどこへやら、悲劇のヒロイン化してますし・・・残りあと1巻、現在進行形で連載はいよいよクライマックスとのこと。じゃあコミックスはまだまだ先かそれがブクオフに並ぶのは・・・

ということでなぜか最近、少女マンガが読みたくなってます。
といっても高校生の誰ちゃんと誰クンが片想い、というレベルの話じゃなくて そういうこと抜きで大人になってしまったため、大して胸がきゅんきゅんしないのよ むしろ店主の好みは歴史ものとかファンタジー系とかの、いわば少女マンガらしからぬ少女マンガ
昔は『りぼん』とか普通の少女マンガ少女してましたが、『僕の地球を守って』『ピグマリオ』などの80年代花ゆめ系に始まり、『BASARA』『天は赤い河のほとり 実は『王家の紋章』の進まなさ加減に乗り換えた 、現在進行形で『風光る』と全部立ち読みか借りて読んだものですが【笑】
最近では昨年完結した『アルカサル〜王城』を1巻から読むのもまどろこしく、ある巻から拾い読みですし『CROWN』にいたってはどこにも置いてなくて、読みたいのにまだ未読です【泣】

とずらずらっと並べ上げると秋田書店系が結構多い【笑】あそこは時流に惑わされずに王道(といっちゃ王道)を貫いてるからなぁ。ですがどの作品もファンに愛されてるらしく、なかなかブックオフに売ってくれない【苦笑】ということは全巻読むにはマンガ喫茶通うか自腹切るかしかないのか・・・。

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