がんばれぐぁんばれハンドボール

2008年1月30日スポーツ

日本の歴史上ここまでハンドボールが脚光を浴びたことは今まで無かったんじゃないのか、というほどの盛り上がり。実は店主、ちょっと嬉しかったりしました。
店主が通ってた高校があったとこは、隣町に実業団のチームがあったことからちょっとしたハンドボールどころでした。店主の高校も全国大会に行ったりして。でも高校サッカーや春高バレーとは違い、ハンドはマイナー競技。全校生徒が押し掛けて応援、ということは無く、趣味はスポーツ観戦という店主はがっかりしたものでした。（なのに大学も女子大で、未だに「母校を応援」というのには縁が無い：泣）
そんなわけでハンドボールにはちょっとした思い入れがある店主。
今回の脚光のきっかけが『中東の笛』というスポーツマンシップにもとる悪しき問題だったとはいえ、新聞やテレビで連日やり直し予選を取り上げてくれるのは結構嬉しいものでした。

そしていよいよ予選当日。五輪もW杯もまだまだ絡まないサッカーなんてそっちのけでもちろんテレビで見てました。でもルールなんて全然覚えちゃいねぇ、体育でやったのに【爆】
ですがあのスピード感、あの迫力はたとえテレビ越しであっても、初めて見たけど惹きつけられたという人は多いんじゃないでしょうか。
攻守は目まぐるしく変わるし、体を張ったディフェンスとそれを掻い潜ろうとするパス回しはハマればまるで流れるよう。ゴールを阻むキーパーはボールを抱えるどころか全身で弾いてますし、あれを見ればサッカーのファインセーブなんて可愛く見えるほど。
そして何よりの魅力はあのジャンプシュート！空中にありながらなおかつフェイントを入れる滞空時間の長さ。そしてボールがネットを揺らした時の爽快感といったらもうこの上なし。
店主もまたハンドボールの魅力に取りつかれてしまいましたよ。バレーボールも好きだったんだけどねぇ・・・イベントの商業化がはなはだしいんですっかり離れてしまいました。ハンドもそうなってほしくはないんですが、でもこれを機にファンの裾野を広げてメジャースポーツの仲間入りをしてもらいたいです。少年マンガで取り上げられるような【笑】

惜しくも日本は接戦の末敗れてしまいましたが、まだ闘いは終わってません。
もちろん5月に控える世界最終予選もありますが、『中東の笛』をきっかけにした中東率いるアジアハンドボール連盟vs日韓とそれを後押しする国際連盟の闘いはまだ先が見えません。
日韓は東アジア全体含めて新組織を作るそうですが、そんな分裂状態で果たして次のオリンピックの予選なんてできるのか、そもそもこんな状況じゃ正式種目からも外されてしまうのではないか、いろいろありますが
正義は日本（と韓国）にあると信じてます。審判の依怙贔屓なんてのはスポーツとして絶対にあっちゃならないことですから！