真実はときに人を傷つけるということを今回まざまざと実感してしまいました。
一見平和に見える家庭、しかし思わぬ事件から隠されていたおぞましい真実が明らかとなり、一家を不幸と混乱の“渦”に巻き込んでいく・・・
いえ、何も恐ろしい殺人事件とかではなく、我が家で起きた小さな大事件のことです。

第一の事件は今日の夕食。
週末、社員旅行に出かけた母に代わり店主が夕食を作ることに。
メニューは前日のお言いつけどおり冷凍うなぎ。
しかし母、お土産に『峠の釜めし』買ってきちゃったんですよね。
その旨父に連絡済みで、父も店主に言ったはずなんですが
聞いていないのに生返事してしまうのは店主の悪い癖。
被告人弁論:小さい頃から「何か言われたら返事をする」と躾けられた結果
子供ってずるいから「聞いてなくても返事さえしてればいい」ってなっちゃうんですよね。
もうちょっと逃げ道の出来ないように躾けてくれればよかったのに。

でも解凍してしまったうなぎは、どうせおかずの無い明日の朝食に回すとしてとりあえず一件落着、のはずだった。

第二の事件は、その発端は遡ること前日の夜、っていうと矛盾がありますが。
店主、洗濯も申しつけられたものの、間違えて柔軟剤入れに粉末洗剤を投入してしまったんですよね。おかげで投入口には洗剤が詰まってしまったのです。
もちろん犯人は必死に隠蔽工作を行います。洗剤を掃除機で吸おうとしたりして。
しかし天網恢恢疎にして漏らさず、名探偵のご帰宅で犯罪は総て白日の下に。
だが、そこで事件は終わらなかった。
いわば、犯人の自供通り遺体は掘り起こされたものの、その穴からさらに犯人の与り知らぬもう一つの遺体が見つかったような・・・。
仕方なく柔軟剤投入口に詰まった洗剤の除去作業をやっているうちに、とうてい湿ってダマになった洗剤とは思えない黒い汚れが。
その大きさからして、昨日間違って粉末洗剤を入れてしまったのが原因の、一朝一夕で出来たものとは思えない(と自己弁護)。
前述の通り、そこは柔軟剤入れ。つまり毎日柔軟剤を使っているなら、毎日その汚れのかけらが柔軟剤と一緒に洗濯物にしみこんでいたはず。
しかも柔軟剤って使った後はすすがないので・・・汚れは落とされないまま。
もし店主が間違って洗剤を柔軟剤入れに入れてなければ、柔軟剤入れの掃除もしなかったのだから、その汚れにも一生気がつかなかったはず。
ということで雨降って地固まる、多少は店主の犯罪失敗に感謝してくれてもいいんじゃないでしょうか。って開き直りすぎ【爆】
その後、犯人と名探偵はそろって事件の真相を追い・・・
もとい、11時過ぎまで仲良く(?)洗濯機掃除。
それである程度まできれいになったからよかったものの、
もしあのままじゃあの洗濯機を到底使う気になれなかったな。

このプロットを基に、しっかりした設定とトリックさえ出来れば
乱歩賞狙えるかも【轟爆】

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