『closer by closer』あとがき
2007年8月15日 City Hunter コメント (2)毎日暑い日が続きますが頑張ってます【笑】
というわけで『closer by closer』今週も無事upできました。いったいこのペースがいつまでキープできることやら・・・。
筆が進まないのは暑さのせいもありますが、もう半分はネガティヴ撩。書いてる店主も嫌になってきてます。でもやっぱり、自分の中で撩って何だかんだいって結局今(cbc現在)もネクラだと思います。じゃなきゃ槇ちゃんが返ってきたからって香を表の世界に戻したりしませんって。
「すべての物語がビルドゥングスロマン(成長物語)だ」というのが店主の持論ですが、ではCHは誰の成長を描いているかといったらやはり香嬢でしょう。最初は裏の世界のことなど何も知らない少女が、最後にはシティーハンターのパートナーとしてふさわしいまでになっていくんですから。
もちろん、その裏には撩の成長というのもまたあるはずなんですが――じゃなきゃ香をパートナーにするという選択はありえないのだから――どこかそれは結果論というか、香に比べてあまり光が当たっていないんじゃないでしょうか。
そして二人の成長の度合いを比べれば、いずれ香は撩のことを追い抜いてしまうんじゃないでしょうか。だってcbcでも、撩はこんな風にグダグダやってるのに香は前向きに撩のいない明日を模索しようとしているのだから。
ということで『closer by closer』の裏テーマの一つが『撩の成長』なのです。
CH本編を通して香が撩にふさわしく成長したように、cbcを通して撩が少しでも香にふさわしい男になれるように、頑張って描いていきたいと思います。
ですが撩のネクラはそう簡単に治らないよなぁ。本編でも撩に語らしてますが、彼の半生を考えれば他人を愛する以前に自分自身を愛することなんてまず無理。だからこそ自分を卑下し、「香にふさわしい男じゃない」と彼女を事あるごとに表の世界に帰そうとし続けてきたのですから。
その彼が、少しでも自分を愛せるように、そして誰かを心から愛せるようになるように。これが『closer by closer』の最終ゴールです。
しかし、道は険しい・・・。
というわけで『closer by closer』今週も無事upできました。いったいこのペースがいつまでキープできることやら・・・。
筆が進まないのは暑さのせいもありますが、もう半分はネガティヴ撩。書いてる店主も嫌になってきてます。でもやっぱり、自分の中で撩って何だかんだいって結局今(cbc現在)もネクラだと思います。じゃなきゃ槇ちゃんが返ってきたからって香を表の世界に戻したりしませんって。
「すべての物語がビルドゥングスロマン(成長物語)だ」というのが店主の持論ですが、ではCHは誰の成長を描いているかといったらやはり香嬢でしょう。最初は裏の世界のことなど何も知らない少女が、最後にはシティーハンターのパートナーとしてふさわしいまでになっていくんですから。
もちろん、その裏には撩の成長というのもまたあるはずなんですが――じゃなきゃ香をパートナーにするという選択はありえないのだから――どこかそれは結果論というか、香に比べてあまり光が当たっていないんじゃないでしょうか。
そして二人の成長の度合いを比べれば、いずれ香は撩のことを追い抜いてしまうんじゃないでしょうか。だってcbcでも、撩はこんな風にグダグダやってるのに香は前向きに撩のいない明日を模索しようとしているのだから。
ということで『closer by closer』の裏テーマの一つが『撩の成長』なのです。
CH本編を通して香が撩にふさわしく成長したように、cbcを通して撩が少しでも香にふさわしい男になれるように、頑張って描いていきたいと思います。
ですが撩のネクラはそう簡単に治らないよなぁ。本編でも撩に語らしてますが、彼の半生を考えれば他人を愛する以前に自分自身を愛することなんてまず無理。だからこそ自分を卑下し、「香にふさわしい男じゃない」と彼女を事あるごとに表の世界に帰そうとし続けてきたのですから。
その彼が、少しでも自分を愛せるように、そして誰かを心から愛せるようになるように。これが『closer by closer』の最終ゴールです。
しかし、道は険しい・・・。
コメント
ビルドゥングスロマンの和訳が「教養小説」っていうのはつくづく合わないなーと思ってしまいます(笑)
意味はどうやら『形成』とか『教育、陶冶』だそうです。
『教養』って言葉もねぇ・・・日本語では意味が一人歩きしてしまってるような。
「主人公が始めと終わりで変化しないようじゃ物語じゃない」
なんてどっかで読んだような気がします。