突然ですが、今日ロータリー奨学金の面接でした。その席で趣味はと聞かれ、取りあえず読書と映画鑑賞と答えた店主(本当は妄想が趣味だとは口が裂けても言えない・・・)
でも最近、自分から映画観てないなぁ。親が見てるのをヒマだからと、半ば子としての団欒の義務感で、そんなんばっかです。
特にCX制作のはどっかに「売らんかな」臭が鼻につくので毛嫌いしてしまうとこがあるんですが。これだって、織田裕二というキャスティングは『踊る〜』意識でしょ?それとあえて全く正反対のキャラということで客引きたいとか。
でもそんな薄っぺらい映画じゃありませんでした。特に2007年現在において。
あれから不二家があり夕張があり宮崎があり、この映画はもはや単なる笑えるカリカチュアじゃなくなってきてるんじゃないでしょうか。
特にラスト30分、『県庁さん』が人事交流を終えての県議会での長広舌。公開当時「県が倒産する」なんてのはオーバーな喩えだったかもしれない。でも今、現に市ですが一個倒産しました。そして今や国民・マスコミの目は県の土木工事をめぐる談合へと向いてるんです。県庁さん、君の言うことは正しかった。
ただ、もはやこのような話をエンターテインメントの文脈で語れないんですよね、今や。それは良いことなんでしょうか、それともやっぱり良くないんでしょうか。

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