mixiに誘われてしまいましたが

親しくさせていただいているオン友の方からお誘いのメールを頂きました。これで誘っていただいたのは実は2度目。最初はオフ友からお誘いを受けたのですが、
mixiですか・・・一時、上場が決まったころはやたら新聞とかに出まくってましたが、最近も勢いはとどまっていないようで、オン/オフともやってる知り合いは結構多いんですよね。最近じゃオープンな一般のネット上よりもこっちの方がメイン、という方もいらっしゃいますし。行きつけのブログの一つがmixiに引っ越されて悔しいヤツ＠店主
それに、趣味のコミュニティではネット上よりもかなり濃いことになってるとか・・・店主にとってはニライカナイやエルドラドも同然なんですが、でもまだ参加には二の足を踏んでしまいます。

その一番の理由は身元バレがしやすいらしいということ。
さすがに最近では本名推奨なんてことは言わなくなったそうですが、それでもプロフィールなんかで判りそうなもの。
そもそもSNSというのは従来のネットの匿名性が持つ危険性をなるたけ排除した上での安全さが売りなわけなんですが、じゃあ何で店主がネット上で萌え燃え叫んでられるかというと、ネットは基本的に匿名希望のメディアだから、なんです。
ここでは実人格を離れて『蛟　游茗』というもう一人の自分になれる。
だからこそ人にはちょっと言えないマイナーな趣味でも、とやかく言われるのを気にせずに「好きっ！」と言えるわけだし、恥晒しな日記や創作も垂れ流せるわけで。
それに、どうせ晒すなら全世界に垂れ流した方が、一人や二人ぐらいうなずいてくれる方もいるはず。閉ざされたSNSの中で自己満足しているのはちょっともったいないような。
早い話が、店主はネットを通じて「○○というのは世を忍ぶ仮の姿、その実体は・・・」ごっこをやりたいだけなんです。
でも、現・友人にはヲタだとばれても別にかまわないんですがね。
怖いのはむしろ『地元バレ』。まだ店主がヲタクじゃなかったころの知人に今の姿がバレたら、もう道歩けません！

それに、どうやら「読み逃げ禁止」なんて不文律があるそうで。
訪問したら訪問したでばっちりアクセス記録が残るそうじゃないですか。
ROM専常習犯の店主にとってはちょっと恐ろしいくらいなんですが。
わざわざ感想を述べたくなるような記事なんてそんなに無いですもの。
もちろん実社会ではお宅を訪ねたら挨拶するのが礼儀ですが
ネット上はそれすらも無視して覗いて帰るだけの無責任さもまた人を引き付ける魅力なんじゃないでしょうか。
そりゃ、ここのブログだってできるだけコメントを頂きたいものですが、強制するつもりはありませんし、そんなわざわざ感想を頂けるような面白いことを書いてるわけでもありませんから。

そんなわけで店主は今のところ、SNSという秘密の花園でヌクヌクやるよりは
むしろ匿名のネットの砂漠の中で嵐に立ち向かいたいと思ってます。
だって、このくらいドライな付き合いの方が店主の性に合ってるんですから。