GWということで昨日に引き続き各局アニメづいてますが、最近の大作アニメともなるとやたら『豪華声優陣』と謳って俳優やらタレントやらを声優起用したがるのを苦々しく思ってます@吹替えヲタク。といっても店主の知ってる声優リストは90年代初頭で止まってますが【爆】
その道筋つけちゃったのは上海亭のオヤジなんだよねぇ・・・
『ブレイブ・ストーリー』でも主役のワタルに松たか子。確かに少年ヴォイスなんですが、ところどころ女の子が見え隠れしちゃってます。その点、終始男の子を貫いている少年キャラの女性声優さんってすごいんだなぁと気付かされました。
カッツ姐さんなんてヴィジュアルからして常盤貴子だし【笑】
基本的に顔出しの役者さんの場合、『ハウルの動く城』のキムタクもそうでしたが、声聞いて中の人【笑】の顔が思い浮かんでしまうんですよね。それがアニメ鑑賞の場合すごく邪魔。
ワタルのピンチの時に聞こえてくる謎の少女の声(実はオンバさま)の誰の顔も浮かんでこないアニメ声が妙に安心できました【爆】

ついでに、そりゃ映像化の場合どこかしら改変、カットがあるのは当たり前でそのアレンジを含め、原作とは別物として楽しむのが当然ですが、やっぱり映像、特にアニメというメディアは『大人の事情』を表すのに不向きなのでしょうか。
ワタルが幻界(ビジョン)へと向かうきっかけになった家庭の事情についての詳細が語られなかったのはまあ仕方あるまい。
(あれはあれでお父さん一人を悪役にできない複雑な事情があったんです)
でもカッツの元彼の騎士の兄ちゃん(名前忘れた)や女神と老神をめぐる伝説と歴史、そして人柱のならわしなど物語に深みを与えるさまざまな要素があっけなくカットされてしまい、単なるお子様向けの教訓つき冒険活劇になってしまったように思えるのですが。
あのラスト、ある意味でワタルへの、そして観客へのご褒美とはいえ
彼の苦渋の選択を結局は無にしてしまっているんじゃないでしょうか。

その点、バンチの『真説・ブレイブストーリー』は大幅な設定変更しちゃってるものの、大人の事情炸裂してますわな。さすが青年誌。
ここまでアニメが大掛かりなものになってしまってる以上、天の邪鬼な店主としてはこっちの方をついつい応援したくなります。
なんだかんだいってバンチは気になりますし【苦笑】

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