ごめんなさい、現実から逃げ出しました。
論文はとりあえず最後まで書けましたが(これから改めて細部&抜かした個所の書き直し)そこから発表用原稿作らなきゃならないのに、論文の参考文献リストで力尽きました。だってそれだけで1P埋まっちゃったんだから。

 #12-13 グッバイCITY さよならの贈りもの(前後編)
CH2のロバートの話見てない店主が語るのも片手落ちになってしまうんですが、うーん、彼の存在って店主の中で微妙なんですよね。アニメの方が好きだなんて言っておきながら、撩のアメリカ時代の親友=ミック、ですから。そういや二次創作でもあまり登場しませんしね。
でも一歩間違えればミックともこのようなことになっていたかもしれなかったし、現にPCP打たれたミックに一度は銃口を向けてるんですから、このような結果にならなかったのは運が良かっただけなのかもしれません。それか作者の楽観主義か【爆】

前編では『もっこり大将』ぶりと真剣モードとのギャップに今さらながら釘付けになってしまいました。いきなりの酔いっぷりも(好きなんだよな神谷さんの酔っ払いヴォイス)心の中ではハードボイルドですし。そのくせにミスボディコンに対してはかべちょろ、というかそれってストーカーですよ!で、香ちゃんに簀巻きにされてるし。
一転して後編は死を覚悟した撩の悲愴さに胸を打たれました。
槇村の写真に向かって「また一緒に酒が飲めそうだ」
冴子には「もっこりのツケはチャラにしとくよ」
そして海坊主には香のことを「あいつにはまともな生き方をさせてやってくれ」
あまり原作でもこういう撩ってあまり出てきてませんが、でも心の中では常にそういう覚悟を固めてるんだろうな、と思うと撩というキャラクターがとても不憫でなりません。
だからこそ原作最終話の「愛する者のために何がなんでも生きのびる!!」がより印象強いものになってくると思うのですが。

でもこの後編のプロット、
 ・香、決闘のための人質
 ・その理由はほとんど逆恨み
 ・なぜならプロとプロが互いのプライドをかけた勝負の結果だから
 ・だけど二人は相棒同士であった
なんていったら、ソニアのエピソードとまるっきり同じじゃないですか!
あれってどっちが先だったんでしょうか?
ソニアとよく似た話ではやはりアニメオリジナルでCH2でのキャサリンのエピソードがありますが、そうか、ソニアの話はソフィー+キャサリン÷2だったのか【爆】
彼女のエピソードは91の実質上の最終回としてまたやるんですが
ラストの美樹のセリフがふとその伏線のように思えてしまいました。

「撩が死んだら生きてたって仕方がない!」との香のセリフ、
これっておそらく『さらばハードボイルドシティー』の
「お前が元に戻らないなら生きていてもしょうがない」
に対する香の答えなんでしょうね。もちろんそのときの記憶はありませんが。
でもそのセリフとそこから導き出される答えって実は全く真逆のような気がするのですが。ふととあるCHブログを読んだり、某スレの議論を見てたりして考えることがあったんですが、CHを貫く(少なくとも原作では)この手の答えは、端的に言って「忘れろ」。
その典型ともいえるのがかずえさんのエピソードですが、過去を過去として整理して前を向くようにというのが撩の彼女たちへの共通したアドバイスだと思います。
(にしては冴子はやっぱり最後まで槇村にこだわらせ続けてましたが)
でも――ここでAH語りやるのもなんですが――北条センセ、AHでもそれやろうと思ってないでしょうか?もちろんそんなことしたら全国のカオリストが許しませんが。
この手の問題に対する店主なりの答え、というものは未だ出せそうにありません。他人事として抽象化できるような立場ではありませんし。
ただ、店主だったら「忘れたければ忘れればいいし、忘れたくないなら忘れなければいい」、それが後追いネタを否定しながらも再婚展開には断固反対の店主のあいまいなスタンスだったりします。

================================

先週『セクシーボイスアンドロボ』で大騒ぎした店主ですが、
今度はまる見えのEDに伊倉さんのお名前が!
伊東家が終了して以来神出鬼没です【笑】
こうなったらニコのように常に耳を研ぎ澄ませてなけていなければ。

コメント

nophoto
シャブリ
2007年4月21日1:58

シャブリです、いまごろお邪魔します。
う〜〜ん、戸田恵子さんを使ってもよかったんじゃないかなぁ
とはいえ、やっぱりイイわ〜〜!!このドラマ。
TBしますね。
I appreciate in your usual cooperation. Best Regards,Chablis

蛟 游茗
蛟 游茗
2007年4月22日13:43

すいません、レス遅くなりましてm(_ _)m
初回は伊倉さん(『シティーハンター』槇村香)、千葉繁さん(『機動警察パトレイバー』シバシゲオ、『うる星やつら』メガネ)などと豪華声優陣でしたが、二話目になってガクっとランクが落ちたような・・・いや、最近の声優さんにはとんと疎いせいかもしれませんが。
でも、それ抜きにしてもやっぱり面白いドラマだと思います。
ロボも抜けてるようで意外と頼りになるところがカッコいいですし。

nophoto
mi
2007年5月2日15:38

ども。
結構好きな話です。
前編のおちゃらけたところと後編のシリアスさの落差っていうのがCHの持ち味だと改めて思ったり。初めて見たとき(まだCHにはまってなかった)は後編の覚悟を決めたリョウの仲間(?)に対する遺言のようなやりとりで、「このヒト凄い悲しい人なんだな〜」と思った記憶があります。そのあとの決闘で香の「二人一緒に撃って」には切ない気持ちになりましたよ。

蛟 游茗
蛟 游茗
2007年5月2日23:16

どもども。
特に最終回の前後編はその傾向がありますね。ってまだ無印と3しか語れませんが【笑】
いつもはおちゃらけててそういう悲壮感とか決して表に出さない撩ですが、やはり最終回ともなるとその辺がにじみ出てきます。

日記内を検索