バトンタッチは斯くあるべし
2007年1月14日 読書 コメント (2)
『御宿かわせみ』の明治編がとうとう先月発売のオール読物から始まったというので、NHKのドラマでしか見てないくせに(しかも橋之助&高島礼子の方)気になって立ち読みしてみた。
物語はるいと東吾からすっかりその娘の千春世代にバトンタッチ。彼女も従兄の麻太郎(実は異母兄)も、源三郎の子・源太郎も宗太郎の娘・花世もみな立派な青年になってます。
そして彼ら彼女らに道を譲るように、なんとメインキャラの約半分、つまり東吾、源三郎、七重がすでにこの世を去っているという事実に思わず愕然としてしまいました。しかも七重と源三郎の死には未だ謎が隠されているらしく、それで明治編の全体を引っ張っていくのでしょうか。そして東吾は実は乗っていた船が沈み行方知れずのまま。まさか店主のような無茶はやらない・・・とは思いますが。
当然こんな展開に某パラレルを連想したのは当然のこと。しかし愕然としたのも束の間、店主は彼らの忘れ形見の活躍に眼を奪われてしまったのでした。
ドラマではるいと東吾が祝言を挙げたところまでですが(その続きはやらんのかね?)その後、千春が生まれ麻太郎や源太郎らと共に成長するさまを見守ってきたファンとしては、成長した千春の姿はまるで我が子や姪っ子同然のものがあるでしょう。
短距離リレーのバトンの受け渡しのとき、前の走者が近づいてきたら次の走者も走り出してそのまま受け渡しをする、という風に教わりました。
思えばるいがいて東吾がいて千春がいて、という『かわせみ』末期の形は
このバトンタッチ直前の併走状態だったのではないでしょうか。
このステップがあったからこそ読者はスムーズに主役の交代を受け入れることができるのかもしれません。もちろん、見ず知らずの小娘にヒロインの座を奪われるなんてもってのほか。
ということで『CHお子ネタ同盟(仮)』準備委員会賛同コメはまだ募集中です。
物語はるいと東吾からすっかりその娘の千春世代にバトンタッチ。彼女も従兄の麻太郎(実は異母兄)も、源三郎の子・源太郎も宗太郎の娘・花世もみな立派な青年になってます。
そして彼ら彼女らに道を譲るように、なんとメインキャラの約半分、つまり東吾、源三郎、七重がすでにこの世を去っているという事実に思わず愕然としてしまいました。しかも七重と源三郎の死には未だ謎が隠されているらしく、それで明治編の全体を引っ張っていくのでしょうか。そして東吾は実は乗っていた船が沈み行方知れずのまま。まさか店主のような無茶はやらない・・・とは思いますが。
当然こんな展開に某パラレルを連想したのは当然のこと。しかし愕然としたのも束の間、店主は彼らの忘れ形見の活躍に眼を奪われてしまったのでした。
ドラマではるいと東吾が祝言を挙げたところまでですが(その続きはやらんのかね?)その後、千春が生まれ麻太郎や源太郎らと共に成長するさまを見守ってきたファンとしては、成長した千春の姿はまるで我が子や姪っ子同然のものがあるでしょう。
短距離リレーのバトンの受け渡しのとき、前の走者が近づいてきたら次の走者も走り出してそのまま受け渡しをする、という風に教わりました。
思えばるいがいて東吾がいて千春がいて、という『かわせみ』末期の形は
このバトンタッチ直前の併走状態だったのではないでしょうか。
このステップがあったからこそ読者はスムーズに主役の交代を受け入れることができるのかもしれません。もちろん、見ず知らずの小娘にヒロインの座を奪われるなんてもってのほか。
ということで『CHお子ネタ同盟(仮)』準備委員会賛同コメはまだ募集中です。
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