CHファンなんてやってるとこういう話にはついつい食いついてしまうのですが、こういうことってあるんですね、決してフィクションの中だけでなく。
撩は「戸籍どころか国籍もくそもな〜んもない存在しない人、いわば死人だもんなぁ」と自らのことを語っていましたが、彼女は無戸籍で生まれてきて今まで、どう育ってきたのかちょっと気になる。
『高1』とあるからちゃんと学校にも通ってきたんだろうけど、戸籍がなくても就学できるのだろうか、とか。
それに、女の子だからねぇ。もし将来好きな人ができて子供生むことになったとしても、『死人』に子供は産めないから生まれてくる子どもも自動的に無戸籍になってしまうし。
(CHお子ネタの冴羽Jrはみんな槇村姓名乗ってますもんね)
そもそも結婚しようにも入れる籍がない、というのはCHで何度も使っている言い回しですが。

支援グループとしては戸籍のないままパスポートを発行してもらおうとしているらしいですが、事は今回だけじゃないのだから、真っ当な社会生活を送る以上はやっぱり戸籍はあったほうがいいよね、と門外漢ながら思ってしまうんですが。
もちろん彼女とその母親にとって作りたくても作れないもろもろの事情があるのは判りますが、まずは同じようなDV被害者が加害者に居場所を知られることなく手続きできるような仕組み、でしょうね。

もしかしたら、いやきっと日本には彼や彼女と同じような『生ける死人』がもっとたくさんいるのかもしれない。法的に存在しない人間にとって法が何とかしてやれることは無いのかもしれないけど。

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