ゆーめい、愛国心を問う!
2006年12月15日 時事ニュース コメント (2)
とうとう通っちゃいましたね、教育基本法改正案。
教員免許の更新制は基本的に賛成なのですが(教員課程取ってないから言えること)愛国心とやらは条文で書いて「はいそうですか」って身につくものでしょうか?そんなことを論議する前にいじめ問題やら必修科目の未履修など、教育行政の課題は山積のはず。TMもそうだし。
さて、自分の胸に手を当ててみて、店主に愛国心というものがあるかというと答えは「ねぇっ!」ひどい国だと思いますよ、日本は。
景気はよくなっているとは言ってるけれど、格差はどんどん広がってるし
子供はいじめられるわ、大人もいじめられるわ
「人を見たら不審者と思え」が大手を振ってまかり通るわ。
世界中に向かって「I am a Japanese!」と胸を張って叫ぶのも恥ずかしい。
じゃあ愛郷心はあるかというと・・・栃木県民だと胸張って言えない。
北関東3県の中で一番ぱっとしないし地味だし。
店主の地元なんてホント、何も無いですよ。どのくらい何も無いかというと
数年前、全国の中学生以下の子供がいる家庭に『商品券』がばら撒かれたじゃないですか。あれって市町村内でしか使えないから、我が家ではほとんど近くのレストランのお食事券に消えました。
買い物も病院もほとんど隣町。合併話も実際持ち上がったんですが、新市名も決まったところで市庁舎の位置なんてくだらない問題で破談。実際は企業城下町の金持ち町が貧乏町とくっつきたくなかった、ということだったらしいですが。
それじゃあ家族はというと・・・ノーコメント。
暴力ふるったり厳格だったり子供に親の夢押し付けたりなんてことはしませんが
だからと言って理想の親ってわけじゃない。娘の本棚チェックして、ラインナップにケチつけるし、だから蔵書の大部分は押入れ書庫の中ですから。
そんなわけでAHの娘の盲目的パパ崇拝ぶりには何となく違和感。こないだのクリスマスネタのあとがきじゃないですが、毎度お騒がせな野上ファミリーの、それでも結束の強さが家族というものの現実なのではないでしょうか。
愛郷心も愛国心も実際そう。盲目的に「ニッポン良い国美しい国」「栃木良いとこ一度はおいで」なんてとてもじゃないけど言えない。
店主の愛国心が発揚されるのは温泉入ったときと(「日本人に生まれてよかったぁ」)国際的スポーツイベントくらい。それだって、店主の応援しているのは日本代表であり全日本であり、必ずしも『日本』そのものじゃないんですから。
愛郷心ワースト1ともいわれる埼玉県だが、浦和レッズのサポーターはJでNo.1。
でも彼ら曰く「サイタマ関係ない、自分たちが応援してるのは浦和レッズ」だそうだ。
じゃあこの国が嫌いかというと、もはや好きとか嫌いとか超越しているというか
「だって一応日本人ですから」
家族がどんなにうざったかろうが、それでもやっぱり家族は家族。
だから、この国がどんなにひどい国だろうが、一応日本人なのだから。
アメリカ人みたいに、世界中から自分のとこがどう思われてようと「アメリカサイコー」と言ってるよりは、よっぽど大人の愛国心だと思うのだが。
たとえ我が子に重度の障害があろうと、凶悪犯罪者になろうともそれでも子供を肯定する親の愛が究極の愛だとしたら、店主の愛国心もその境地に行ってるかも。
それでも、負けると判っていてそんな戦争を始めた国家を恨みながらもお国のために死んでいった兵士には負けますが。
教員免許の更新制は基本的に賛成なのですが(教員課程取ってないから言えること)愛国心とやらは条文で書いて「はいそうですか」って身につくものでしょうか?そんなことを論議する前にいじめ問題やら必修科目の未履修など、教育行政の課題は山積のはず。TMもそうだし。
さて、自分の胸に手を当ててみて、店主に愛国心というものがあるかというと答えは「ねぇっ!」ひどい国だと思いますよ、日本は。
景気はよくなっているとは言ってるけれど、格差はどんどん広がってるし
子供はいじめられるわ、大人もいじめられるわ
「人を見たら不審者と思え」が大手を振ってまかり通るわ。
世界中に向かって「I am a Japanese!」と胸を張って叫ぶのも恥ずかしい。
じゃあ愛郷心はあるかというと・・・栃木県民だと胸張って言えない。
北関東3県の中で一番ぱっとしないし地味だし。
店主の地元なんてホント、何も無いですよ。どのくらい何も無いかというと
数年前、全国の中学生以下の子供がいる家庭に『商品券』がばら撒かれたじゃないですか。あれって市町村内でしか使えないから、我が家ではほとんど近くのレストランのお食事券に消えました。
買い物も病院もほとんど隣町。合併話も実際持ち上がったんですが、新市名も決まったところで市庁舎の位置なんてくだらない問題で破談。実際は企業城下町の金持ち町が貧乏町とくっつきたくなかった、ということだったらしいですが。
それじゃあ家族はというと・・・ノーコメント。
暴力ふるったり厳格だったり子供に親の夢押し付けたりなんてことはしませんが
だからと言って理想の親ってわけじゃない。娘の本棚チェックして、ラインナップにケチつけるし、だから蔵書の大部分は押入れ書庫の中ですから。
そんなわけでAHの娘の盲目的パパ崇拝ぶりには何となく違和感。こないだのクリスマスネタのあとがきじゃないですが、毎度お騒がせな野上ファミリーの、それでも結束の強さが家族というものの現実なのではないでしょうか。
愛郷心も愛国心も実際そう。盲目的に「ニッポン良い国美しい国」「栃木良いとこ一度はおいで」なんてとてもじゃないけど言えない。
店主の愛国心が発揚されるのは温泉入ったときと(「日本人に生まれてよかったぁ」)国際的スポーツイベントくらい。それだって、店主の応援しているのは日本代表であり全日本であり、必ずしも『日本』そのものじゃないんですから。
愛郷心ワースト1ともいわれる埼玉県だが、浦和レッズのサポーターはJでNo.1。
でも彼ら曰く「サイタマ関係ない、自分たちが応援してるのは浦和レッズ」だそうだ。
じゃあこの国が嫌いかというと、もはや好きとか嫌いとか超越しているというか
「だって一応日本人ですから」
家族がどんなにうざったかろうが、それでもやっぱり家族は家族。
だから、この国がどんなにひどい国だろうが、一応日本人なのだから。
アメリカ人みたいに、世界中から自分のとこがどう思われてようと「アメリカサイコー」と言ってるよりは、よっぽど大人の愛国心だと思うのだが。
たとえ我が子に重度の障害があろうと、凶悪犯罪者になろうともそれでも子供を肯定する親の愛が究極の愛だとしたら、店主の愛国心もその境地に行ってるかも。
それでも、負けると判っていてそんな戦争を始めた国家を恨みながらもお国のために死んでいった兵士には負けますが。
コメント
あっさり通りましたね〜〜教育基本法が。
愛国心という微妙な問題を明記している割には、すんなり通った感が否めません。私自身の愛国心は、「別に愛してない」と口で言いつつ、実は大事に思ってるというぐらいです。国家に忠誠は誓えないけれど、家族や友人やアツギの景色は大切に思う感じです。
私はむしろ、日本人であることよりその前にアジア人であるんだな〜って思うので「美しい国ニッポン」といわれてもピンときません。
>地域振興券
なつかしいですね〜。黒い自転車買いましたよ!すごく気に入っていたのに、酷使し過ぎたり、事故に遭ったりで3年程で壊れてしまいましたけど、、。あれで本当に地域が振興したのか気になるところです。
>AH・親
コマとコマの間から日常のやりとりの会話が聞こえてこないですよね、AH父娘は。
游茗さんちは本棚チェックされるんですか〜、、。
ウチも理想の親とは言えません。大学入ったら、やたらと勉強に干渉するようになったし、「バイトなんかするな」って言うし、、、。けれど向こうにとっても理想の子供じゃないし、結構心配かけているので、悪いなぁと思わなくもないですが。
口ではこんなラディカルなこと言ってる割には根は右寄りだったりするので
(きちんと日の丸君が代教育を受けていた保守県育ち)
スポーツイベントで日の丸が揚がったり君が代が表彰式で流れたりすると理屈じゃなく胸が熱くなってしまいますが、店主@スポーツ(観戦)好きにとって『国』っていうのは赤組、白組と同じ感覚なのかもしれませんね。
とりあえず赤組の一員である以上は応援するぞという。
香山リカ氏が著書で面白いこと言ってましたが「赤組のために命までは賭けられない」って、そりゃそうでしょう【笑】
少なくとも自分が愛していると言えるものは「ニッポン、チャチャチャ」の『ニッポン』であり『日本』ではないような気がします。『Nation』でありあくまで『State(国家)』ではないと。
>本棚チェック
というか、本棚はちょうど部屋の入り口から死角になっているんですが【笑】
たまに床に無造作にぶんながってたりすると書名はチェックされますね。
なので最近は授業関係のコピーでカモフラージュしたりしています。
CH二次創作用に銃器関係の本とか、まともな神経している親なら心配になるような本ばっかり買ってくるので目に触れさせないよう注意しています。あとマンガは厳禁【泣】