GyaOで無印も終わってしまい、CHに飢えている今日この頃。
完全版も気がつけば同じ巻ばかり読んでるし、何か別のものでCHを補給したいもの。といっても現在進行形とはいえ、AHではかえってCH欠乏症を悪化させてしまいそうだし。

店主が何度か日記で取り上げている『アルバイト探偵』シリーズですが、これはまさにそんなCH中毒患者にうってつけの薬。本家CHに比べれば空腹を水で紛らわすのも同然かもしれませんが、それだって変なもん食って腹壊すよりは数倍マシ。
『アルバイト探偵』シリーズに限らず、大沢氏の初期ハードボイルド・コメディはCHに相通じるアクションとユーモアのバランス感覚があると思うのですが。
そして何よりAHの解毒剤としてオススメなのは、これがまさしく
(少なくとも店主にとって)理想のAHに近いものだからなんですよ。
「無責任、無気力、労働心向上心道徳心欠如」のハードボイルド・チョイ不良・ダメ親父だが決めるときはビシッと決める父・涼介と
そんな親父に振り回されながらも、その背中から男とは、『漢』とは何かを学んでいく息子・隆くん。この際、息子か娘かをこだわるのはジェンダー系の理念に反するので
もちろん読みながら涼介親父は神谷さんの脳内吹替えで当ててるんですが、
どうせやるならCHオールスターでCDブック作りませんか?
初期の短編で構いませんので(その方がサイズ的に可能でしょ)
冴木 涼介:神谷 明
冴木 隆:伊倉 一恵
圭子ママ:小山 茉美
星野さん:玄田 哲章
この辺はまぁ順当。
隆くんは高校生だけど一応このシリーズの主役で一番親父との絡みも多いので伊倉さんにやってほしいところ。となると『万能文化猫娘』パターンですな。
この主人公親子の大家であり、半ば胃袋代わりになっている喫茶店のママに“美樹さん”というのはしごく当然。そしてそこの「ドラキュラそっくり」な雇われマスターも・・・結構似合いそうだと思うんですが、どうでしょうか。
そしてもう一人の重要人物、涼介親父の内調時代の元同僚でいまや副室長の島津さんは・・・この面子で行けば田中秀幸氏しかいないでしょう。
ここまでやるのなら当然コアミにも一枚噛んでもらわないと。下手なAH関連商品より売上見込めるかもしれませんよ。『北斗の拳』の新装版を新潮社でも徳間でもなく小学館から出させたんだから、今度は講談社と手を組んだってバチは当たりませんって。
とりあえず、そんな夢のような企画が通るその日まで、脳内吹替えで楽しみましょうか。

コメント

nophoto
2006年11月18日22:07

こんばんは、です。
ふらりと立ち寄って…思わずのけぞらせていただきました。
だって×2、「アルバイト探偵」が出てるーっ!!(爆)

お恥ずかしながら第一作しか読んだことは無いのですが、やHりCHに通じるものがありますよね。読んだのが確か、某マンガ連載初期の頃かなんかで。超凹みまくりだったので、CHには劣るとはいえ、かなりツボに嵌った記憶があります。

いやはや…ホントに游茗さんとはご趣味が合うなぁ…。(苦笑)昨夜放送の黒服ドラマ(←勝手に名称変えてるし・爆)は、録画して未だなので。これから楽しく拝見させていただこうかなと思います。ではでは簡略ですがこれにてv

蛟 游茗
蛟 游茗
2006年11月18日23:02

こちらでは初コメント、ありがとうございますm(_ _)m
やっぱりCHと相通じるものがありますよね♪主人公親子の名前からして北野ユカの新作っぽいですし【笑】しかも第1作が86年、5作目の『拷問遊園地』が90年初版なのでほぼ同時代ですし。
といっても実は店主、つい一昨年に復活した『帰ってきたアルバイト探偵』読んでから、第1作から読み始めたクチなのですが【苦笑】
今もたまに某連載でクサったときは手にとって「そうそう、自分が読みたかったオヤジ撩はこれなのよ」と勝手に溜飲を下げてます。

>黒服ドラマ
実は店主もTVで見られなかったので、明日ゆっくりとビデオで観賞しようと思ってます。感想はその後にでも。

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