私はカメラ

2006年11月9日 趣味
くそっ、昨日から夜になるとサイトのほうがつながらない。
どうやらinfoseekのサーバーもしばらくそうなってるらしいのだが、Coolもinfoseek使ってるのだろうか?しかも今日はBBSまで【泣】

さて、miさまのレスつけててふと考え付いたことなのだが、
結構長そうなので改めて記事として。
感情移入というか、『視点』移入の対象が必要、というのは自分が物を書く側の人間であるからかもしれない。
普通、フィクションというのはどこかしら現実からずれた世界のお話だ。
その現実からずれた世界に読者を案内するためには案内役が必要だ。
案内役といえる登場人物の目を通して、読者はその世界を知ることになる。
つまり一人称小説における語り手キャラだが、それは必ずしも主人公というわけではない。『華麗なるギャツビー』は全編キャラウェイ青年の目を通して描かれるが、その主人公はタイトルロールでもある成り上がり者、ジェイ・ギャツビーなのだから。
その、読者にとっての『カメラ』となる人物の出来こそ物語に入り込む面白さを左右しているのではないだろうか。
まず、読者と情報を共有するにあたり、『カメラ』はその世界について無知でなければならない。無知であるからこそ情報を吸収し、それを通して読者に世界観を伝える役目を帯びているのだから。
また、無知すぎてもいけない。少なくとも、一般読者の知っていることを等しく知っていなければならない。そういう意味では良識ある常識人であることが望ましい。
その『カメラ』が未知の世界に飛び込んで、その世界を知り、いろんな壁にぶつかり成長していくさまを「がんばれ」と応援する。それこそが初歩且つ王道の物語の楽しみ方だといえる。
上級者になると、カメラの被写体でしかない脇役にカメラを持たせてその内面をいろいろ邪推する、というものもあるのだが、それはさておき。
CHでは見事に香が『カメラ』の役を引き受けているように思う。
彼女は一応普通の女の子で、そういう点では一般読者と大した違いはない。
香の登場しない、出てても大して活躍しないエピソードは多いながらも
我々読者は彼女の目を、彼女の聞く撩の言葉を通してCH世界の多くを得ているのではないか、と思うのはやっぱり最初にアニメに触れたとき、彼女に憧れを抱いたからだろうか。

拍手レス
13:16〜20 miさま
早速投稿ブツを読んでいただきありがとうございますm(_ _)m
ベタベタしすぎるとあの二人じゃないような気がして、
撩と香は一生手探りでいてほしいなと思う鬼です。
その方がかえって一生ときめいていられるんじゃないかと【爆】
“You are my sunshine”って歌の文句にもありますよね♪

コメント

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