『セーラー服と機関銃』第2話見て、CH完全版12,13巻(銀狐vs香)読んで就寝。そしてGyaOで無印37,38話『新宿仁義一直線 着流し美人は弟子志願』前後編なんて幸せなハシゴ。いやぁ、香ちゃんの仁義切りかわいかったな♪
そんなことでにやけてるうちに、ふと『萌え』とは何たるかについてまた一つひらめいた。
『萌え』の対象というのは実は交換可能なのではないか?
まさか大学のシンポジウムでこんなことを聞くとは思わなかったが、あるBL愛読者が言うには、キャラクターに萌えるのではなく関係性に萌えるのだという。
店主の好きな『ツンデレ』も『同僚以上恋人未満』も関係性を規定する萌え属性だ。
つまり、この関係性のフォーマットにのっとってさえいれば、CHにもパトにも踊る大捜査線にも同じように萌えられるという、そういうこと。
それはキャラ萌えな♂ヲタにも当てはまること。彼らは『猫耳』や『メイド服』というように自らの萌え属性を細分化し、数あるキャラクターに己の萌え属性を見出して愛でている(んだと思う)。
では、そのように萌えの対象が交換可能だというなら、キャラに対してヲタクはone&onlyな愛情を注ぎえるのだろうか?
名作と呼べる作品においてはキャラクターは決して交換可能な萌えの対象ではない。いくら萌え属性が細分化を極めようと、それだけでは網目からこぼれ落ちてしまう魅力というのが確かに存在する。
所詮交換可能な萌えというのは、一握りの名作とそのエピゴーネンであり
ヲタクは飽き足りない萌えをその模造品に見出しているのに過ぎないのではないだろうか。

コメント

nophoto
ニックネーム無し
2006年10月22日9:11

ども。今週はちゃんと『相棒』・『セーラー服と機関銃』を見ました。なるほど『セーラー服』はCHっぽいですね。やはりキョンキョンが気になりますw 堤さんいい!あと5回なら全部見ようと思います。

>萌え
こういう話大好きです♪
関係性ならば「ツンデレ」「ギャップ人間」「パートナー」に萌えます(爆)「黒スーツ」も好きです。なのでロボットものでも『The ビッグオー』なんかも好きです。ここは交換可能な萌えかもしれません。
ですが、私にとってCHは交換可能ではないですね〜やっぱ自分にとって名作すぎてww

nophoto
mi
2006年10月22日9:12

↑名前入れ忘れました…orz

蛟 游茗
蛟 游茗
2006年10月22日10:51

見ていただけましたか、『セーラー服と機関銃』。
今週はとうとうキョンキョン登場でしたが、出てきた瞬間「冴子だーっ!」と心の中で叫んでしまいました。
そして回想シーンのお父さんを見てると「やっぱり槇ちゃんもこんな父親代わりのアニキだったんだろうなぁ」とついつい重ね合わせてしまいますし。
CH離れたところでも堤さんがかっこいいですよね!あの生真面目さとときどき見せるちょっと抜けてるところとか。まさか彫り物があんなに似合うとは思いませんでした。
でも、本当にあと5回なんでしょうか?1クールだとしたら少なくとも全10話でしょうから。

そういえばmiさんってサブカル批評系の話がお好きでしたよね。
店主はもともとオリジナル書きというか、好きな話のプロットを勝手にパクってアレンジするというのがモノ書きとしての出発点だったんですが
単なる交換可能な関係性だけに魅力を感じるのだったら、その枠組みだけを取り出していくらでも自分だけのオリジナルを書けるのですが
パト(ごとしの)やCHを模倣しようとするとやっぱりパクりになってしまうんですよね。
ごとしのをごとしのたらしめている、CHをCHたらしめているのは単なる関係性の枠組みではない、もっとさまざまな要素が詰まったものなのですから。
だから結局二次創作という形でしか愛情を表現できないんですよね。でもこの自分勝手なオリジナル設定が果たして二次創作の範疇に入るものなのかは判りませんが←CH’

nophoto
mi
2006年10月22日11:57

>あと5回
私もそう思ったんですよ〜普通に10回なんだろうなって。
でも次回予告後に一瞬「あと5回!」って出たんですよ。えぇっ?って思いましたよ。全7回は少ないですね。

>サブカル
好きなものがたまたまサブカルの範囲だからだと思います(笑)
まず中学から寺山修司にハマってましたw虚構感満載なのが好きなので宝塚も見てましたよww舞台の脚本とか原作をきっかけに本を読むようになったんです。そのノリでシェイクスピアも。高校の頃は小劇場に行ったり。でも演劇部ではありませんでしたw

>二次創作
あまりにオレ様なリョウとか、華奢で可愛すぎる香とかは好みじゃないですけど、CH二次小説を読むのは楽しいです。というか、二次創作は究極の愛し方のように思えますね。しかし自分では書いたことありませんw書いてる人を「よく書けるな〜〜」って尊敬のまなざしで見てます。
『CH’』…オリジナリティ溢れる設定ですよね〜。ラテン化した槇兄を読めるのが面白いです。冴子×槇兄、リョウ×香が同時に存在するっていう状況の今後はAHより楽しみです(爆)

蛟 游茗
蛟 游茗
2006年10月23日13:41

中学のときにテラヤマにハマるとは、何たる中学生・・・
店主は普通に宗田理とかラノベとかでした。むしろアニメイト通いをしている同級生を心の奥で軽蔑していたような、そんな中学生でしたから。
でも寺山修司もタカラヅカもサブカルに入るんでしょうか・・・?
店主の基準では「サブカル=世間様にはちょっとカミングアウトしづらいマニアックな趣味」なので。寺山に至っては大学で専攻している学生もいるくらいですから、いまやメインストリームのハイカルチャーと言ってもいいんじゃないでしょうか。

>CH’
ただでさえオリジナリティ全開の作風な上、これからますます独自色を強めていく方向で突っ走ることになると思います。
そこまで自己設定付け加えるんなら「オリジナルでやれ!」とも言いたくなるかもしれませんが、出発点がやはりリョウであり香であるからしてやはり二次創作という形をとらざるを得ないかと。
もともと自己満足のつもりで始めたCH’ですが、こうしてこんなむちゃくちゃな設定に食いついてくださる読者もついていただくと、書き手としては責任重大ですよね。期待に応えなきゃなりませんから。

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