上州名物、かかあ天下と・・・

風邪をひいたままの夢ノド　抱えながら僕たちは
緑の草原を　ずっと旅して探してる『丘に立つライオン』（“LANI KAI”（2000）収録）

今までのTUBEライヴ参戦史上最悪のコンディションの中の初遠征。
（横スタの方が遠いけど、関東TUBEファンにとっては『ホーム』なので）
しかも風邪ひきには避けるべき人込みへ、ノドを酷使しに行くわけなので
薬飲んで多少良くなったとはいえ、こんなんでライヴ最後までもつのか
電車の中で多少不安になってました。
が、群馬は熱かった！どれくらい熱かったかというと
ホームグラウンドの宇都宮が生ぬるいと感じるくらい。
最近はやりの県民性論議ってあまり好きじゃない店主ですが
このときばかりはその違いを肌で感じてしまいました。
さすが上州、国定忠治と木枯らし紋次郎を生んだ日本のテキサス【笑】

前回、ライヴ前にツアーグッズを買えなかったという反省を踏まえて早めに来たはずが、来た瞬間に開場前先行販売が締め切られてしまいました【泣】
こんなんじゃコンビニ寄って肉まん買うんじゃなかったorz
しかし桐生市市民文化会館前では横スタ名物『TUBE戦隊』よろしく
ハッピの集団がすでに息巻いていました。それを横目に会場入り。
何もすることがないので早々とFC入場口に並んでました。ちなみに前からまだ5番目くらいでしょうか。30分くらいただ突っ立ってただけなので
「それだけ時間があればトイレだけでも行けたんじゃないか？」
と思ってみてもAfter the Carnival〜後の祭り。
珍しく時間ぴったりの5時に会場。
すると物販はおろか、トイレもガラガラ。その10分後にはすべての用事が終わってました(^-^)ちなみに後半戦では前半とタオルの色が違うんですよね。残念。

座席は2階31列50番、ここの日記にも書きましたがとんでもないかぶりつき。
隣は季節柄かぼちゃ帽子をかぶったハルファンらしき2人組のお姉さまたち。
このお姉さまたちのテンションに思いっきり引きずられてしまいました。
それ以上に、1階席には会場前にいたハッピ軍団が最前列やら通路やらに散り散りに陣取ってて、まるで主催者サイドのように会場に檄を飛ばしてました。
（何て言ってたか2階席では聞こえなかったけど）
そしていきなり会場中がTUBEコール。おかげで開演前アナウンスが聞こえないほど。
もちろん店主ものどの痛みも忘れて最初っから声挙げまくり、腕伸ばしまくりでした。

というわけで今回最もTUBEアドレナリンを実感したライヴでした。
当然腕上げまくりジャンプしまくり、歌いまくりでしたが
ライヴ中は声が違うところから出てたんじゃないかというくらい出まくってました。むしろ黙ってると痛むくらい。常にビブラートがかかってる方がむしろ喉に良かったんじゃないでしょうか。
TUBEコールでは時々辛いときもありましたが、宇都宮や横スタでは今いちコールが乗れなかったので、熱気に乗せられ声を張り上げてしまいました。
しかもDJコーナーでは『本気ヴァージョン』じゃないあずけてごらんや
群馬県民が選んだ「最も“夏い”曲」であるあー夏休みを
アコースティック・ヴァージョン（！）で演奏ととんでもない大当たり。
DJコーナーは会場ごとに演奏する曲が違うということなので
店主のネタバレガイドラインではシロということで、あしからず。
おかげで興奮の2時間半を送ることができました。
どのくらい興奮だったかというと、ジャンプしすぎて胸ポケットの中のヴィックスドロップが1階席に落っこちたくらい。
（ホール内では飲食禁止です）
ライヴ終わって客電が点くと、下の通路にオレンジの包みが落ちてました。
恥ずかしくて当然拾いになんて行けませんでした///
・・・これで1週間は風邪が長引きそうです。

そして終演後、ぞろぞろと人並みについていったらそこは駐車場。
同じ北関東ですが群馬のモータリゼーションを甘く見てました。
遠征の悲劇はそこから始まるのであって、土地鑑もない、しかも外はもう真っ暗で昼間とはまったく違う道をとぼとぼと歩いているうちに
「もしかしたら駅とは反対側のほうに向かってるいていってるんじゃないか？」
と気付き急いでホールへUターン。そこから昼間来た道をまた辿って行きました。
しかし真っ暗で人通りもなく、不安に思ってた矢先
同じくライヴ帰りとおぼしき人が数組いたので、その中に紛れて何とか駅まで無事帰り着きました。
注意:単独参加の遠征は帰り道に気をつけるべし。