記憶喪失の王道を往く
2006年7月9日 映画 コメント (3)
記憶喪失の場合、自分の記憶をどこまで無くしてしまうものなのだろうか?
フィクションの場合、『知識』は覚えているけど『思い出』の部分だけがすっぽり抜け落ちている、というのがお約束だ。つまり自分の名前や過去といった個人的な記憶は忘れてしまっていても、「1+1=2」というような普遍的な事実は覚えているのだ。しかも、自転車の乗り方や格闘技といった体にしみついたものならなおさら。
もちろん、記憶喪失の総てが総てそうとは限らない。全く何もかも忘れて子供と同じ状態になってしまうというケースも存在する。(ex.『心の旅路』)
はてさて、このジェイソン・ボーン君(仮名)は自分のことについては全く何も覚えていないが、危害を加えられれば体が勝手に反応して警官をボコボコにしてしまうわ、ドライブインでもとっさに周りの人間を観察して瞬時に特徴を見抜いてしまうわ、いわゆる都合のいい記憶喪失のド定番。
自分でも現在記憶喪失ネタ執筆中ですが、やっぱりそういうものって云わば「体が覚えている」んでしょうか。少なくともフィクションでは。
じゃあなぜボーン君(仮名)が記憶を失ったかというと、銃弾2発撃ち込まれた上に嵐の海に放り込まれたから。なんで放り込まれたかというと、暗殺のターゲットを殺せなかったから、彼の傍らには幼い子供たちもいっしょにいたから。つまり純粋培養された殺人マシーンだったボーン君(仮名)、良心に目覚めてしまったのです。
なんかこの辺でGHを思い出してしまいました。
しかも彼は「この世に存在しないはずの人間」、って撩ちゃんと一緒ですか。
ここまで考えてある可能性に行き着いた。つまり
AH、別に心臓移植使わなくったっていいじゃん。
つまり
これなら香死ぬ必要ないし。
彼女の記憶が戻るか戻らないかは展開次第。それだと信宏のポジションは結構重要になるかも、唯一記憶を失う前の彼女を知っているわけだから。
ただ、ネタ振るだけ振っといて書く気はありません。CH’がありますし、そっちでAHのリライトやるつもりなので。
ちなみに続編の『ボーン・スプレマシー』ではいきなり恋人が死んでしまうというAH的展開だそうです【爆】
店主的には赤ミニが大活躍してくれたのは嬉しかった。
しかも黒屋根!・・・と思いきや、キャンバストップ。
撩の愛車よりボロボロのポンコツミニでしたが、それがパリの街を駆け抜けてパトカーや白バイをきりきり舞いさせる様には思わず手に汗握ってしまいました。頑張れオールドミニ!
フィクションの場合、『知識』は覚えているけど『思い出』の部分だけがすっぽり抜け落ちている、というのがお約束だ。つまり自分の名前や過去といった個人的な記憶は忘れてしまっていても、「1+1=2」というような普遍的な事実は覚えているのだ。しかも、自転車の乗り方や格闘技といった体にしみついたものならなおさら。
もちろん、記憶喪失の総てが総てそうとは限らない。全く何もかも忘れて子供と同じ状態になってしまうというケースも存在する。(ex.『心の旅路』)
はてさて、このジェイソン・ボーン君(仮名)は自分のことについては全く何も覚えていないが、危害を加えられれば体が勝手に反応して警官をボコボコにしてしまうわ、ドライブインでもとっさに周りの人間を観察して瞬時に特徴を見抜いてしまうわ、いわゆる都合のいい記憶喪失のド定番。
自分でも現在記憶喪失ネタ執筆中ですが、やっぱりそういうものって云わば「体が覚えている」んでしょうか。少なくともフィクションでは。
じゃあなぜボーン君(仮名)が記憶を失ったかというと、銃弾2発撃ち込まれた上に嵐の海に放り込まれたから。なんで放り込まれたかというと、暗殺のターゲットを殺せなかったから、彼の傍らには幼い子供たちもいっしょにいたから。つまり純粋培養された殺人マシーンだったボーン君(仮名)、良心に目覚めてしまったのです。
なんかこの辺でGHを思い出してしまいました。
しかも彼は「この世に存在しないはずの人間」、って撩ちゃんと一緒ですか。
ここまで考えてある可能性に行き着いた。つまり
AH、別に心臓移植使わなくったっていいじゃん。
つまり
良心の呵責に苦しみ、そこから抜け出そうと自殺を図った美しき暗殺マシーン、GH。
しかし彼女は一命を取り留める代わりに記憶の一切を失う。
(もちろん暗殺技術は覚えているけど)
記憶を無くし、新宿の街をさまよう彼女を救ったのは
シティーハンターのパートナー、槇村香。
だが、記憶を失ってもなお組織に追われるGH。
追っ手から逃れる中、自らの持つ暗殺技術に気づき、過去を疑い始める。
そんな彼女をまるで両親のように温かく見守る撩と香。
激戦の後、彼女はGHではなく二人の娘・香瑩として新たな人生を送り始める・・・。
これなら香死ぬ必要ないし。
彼女の記憶が戻るか戻らないかは展開次第。それだと信宏のポジションは結構重要になるかも、唯一記憶を失う前の彼女を知っているわけだから。
ただ、ネタ振るだけ振っといて書く気はありません。CH’がありますし、そっちでAHのリライトやるつもりなので。
ちなみに続編の『ボーン・スプレマシー』ではいきなり恋人が死んでしまうというAH的展開だそうです【爆】
店主的には赤ミニが大活躍してくれたのは嬉しかった。
しかも黒屋根!・・・と思いきや、キャンバストップ。
撩の愛車よりボロボロのポンコツミニでしたが、それがパリの街を駆け抜けてパトカーや白バイをきりきり舞いさせる様には思わず手に汗握ってしまいました。頑張れオールドミニ!
コメント
今まで何も思い出せなかった彼女の脳裏に一瞬よぎった映像。
それは・・・ガードレールを突き破り海へと転落する高級車。後部座席では母親が幼い娘をしっかりと抱きしめていた。娘の名を叫びながら――。
何という名なのかは聞き取れなかった。しかしそのときの母の腕の温もり、その記憶だけはしっかりと彼女の体に甦ってきた。
「――媽・・・媽」
ママ、そう彼女が自分のことを呼んだ――。それだけで香の胸はざわめいた。「裏稼業してる私たちには子供なんて作れない」、そう自分で言ったのはまだ数日前のこと。自分は母親になんてなれない、なることをあきらめる覚悟はできたはずなのに・・・。
それでも心のどこかで、普通の女の幸せを求めている自分にこうして気づかされてしまった。覚悟が揺らぐ――でもそれは無理!
しかし、腕の中にいる少女の体温にはっとなった。
熱い!まるで燃えるように・・・。
母親、なんてあるのかどうかわからない遠い未来のことより、今は彼女を救うのが先決だった。
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AH1巻P188〜の突発リライト。だって思いついてしまったんだもん、このシーンだけだけど。誰かこの続きを書いてくれる方募集中【爆】
この展開だとAHでは『鼓動』がキーワードになってたけど
AH’【笑】では『体温・温もり』がキーになってくるかな。
ページ開くのには相変わらず度胸が要ります。
去年を思い返すと、AHに出会ってから1ヶ月間、あまりの衝撃に、香が死ななくてもOKなバージョンを必死になって妄想しては「北条氏のばかやろー」と思っていましたから(失敬)なんだかね、キャラを殺すことでしか新作を開拓していけないのかっていうのが切ない。
↓以下ボヤキです。
てゆーか心臓が生きてるって意味わかんない。いのちっていうのは人が持ってる時間のことなんじゃないの?その観念の無いところに生命ってあるかな。
スイマセン、熱くなりました。
でも、せっかく思いついたのでいろいろ設定付け足してオリジナルネタにしてしまおうかなと考え中です。
でもオリジナルの方がどうしてもキャラが薄っぺらくなってしまうんですよね。二次創作だとすでに100あるものの上に自分なりの+αを付け足せばいいだけだけど(しかしその100を活かしきらなければならない、矛盾なんてもってのほか)、オリジナルの場合は一から自分で世界を創らなくてはならない、というのもありますが、やっぱり北条センセのキャラ造形のおかげですよね。
なのになんで今はあんなのしか描けないんでしょうか・・・。