#14 あんたの勝ち!
はい、先週の予告どおり第2小隊の面々が屋台で飲んだくれるというとんでもないエピソードです。
初っ端の柔道大会&銭湯というのは今回の脚本を務めるオシイ監督の純然たる趣味。あの妙な口調で立てこもり犯に説得にならない説得を続ける後藤隊長がまたいい。
しかし、ここで第2小隊の弱点が明らかに。それが、しのぶさん曰く
「フレキシビリティの無さ」
何せフォワードとバックのコンビがもはやカップリング化されてますから、それほど強固な結びつきというわけ。
(ちなみに店主は太田にはおたけさん;コミック版から入った人ですから)
そしてそれ以上に、気づいたのは野明―香貫花という女同士のラインの希薄さ。
パトの基本となる『のあすま』、『ごとしの』というカップリング、そしてそれに補助線を引く『たいちょとのあ』もあくまで男女ペアが基本。
そして太田と遊馬のいつもの小競り合いや、店主の好きな「隊長に弄ばれる遊馬」のようにいわば『ホモソーシャル』な関係ももちろん見られるんですが
他の警察ネタに比べて比率的に多いはずの女性同士の関係というのはそれほど描かれていないんじゃないでしょうか、特に二次創作。
しのぶさんだって、隊が違うからコミュニケーションがかみ合いませんし。
ここで結局CHになってしまうんですが、その辺のことはしっかり書き込まれているような。
むしろ、パトのような理想的男女共同参画社会ではないゆえに
女性たちはパートナーの『男の論理』に対して連帯して立ち向かうしかない。
もちろんその辺の女の強さをパートナーたちはきちんとリスペクトしているのが好感が持てますが。(AHはその辺のところまったくダメね)
皮肉な話かもしれないけど、連帯のためには抑圧こそ必要なのかもしれない。
ポスト・フェミニズムにおいて女性同士の差異に焦点が当てられるようになった事実からもそれは明らかだろう。
でも何だかんだ言って、店主が今までどっぷりはまったネタっていうのは
ノーマルカップリングが基本の話ばかりなんですよね。
もちろんそこで『やおい』もやってやれないことはないんですが
いかにもやおい向けなヤローばっかなネタって絶対萌えないと思うんです、はい。
はい、先週の予告どおり第2小隊の面々が屋台で飲んだくれるというとんでもないエピソードです。
初っ端の柔道大会&銭湯というのは今回の脚本を務めるオシイ監督の純然たる趣味。あの妙な口調で立てこもり犯に説得にならない説得を続ける後藤隊長がまたいい。
しかし、ここで第2小隊の弱点が明らかに。それが、しのぶさん曰く
「フレキシビリティの無さ」
何せフォワードとバックのコンビがもはやカップリング化されてますから、それほど強固な結びつきというわけ。
(ちなみに店主は太田にはおたけさん;コミック版から入った人ですから)
そしてそれ以上に、気づいたのは野明―香貫花という女同士のラインの希薄さ。
パトの基本となる『のあすま』、『ごとしの』というカップリング、そしてそれに補助線を引く『たいちょとのあ』もあくまで男女ペアが基本。
そして太田と遊馬のいつもの小競り合いや、店主の好きな「隊長に弄ばれる遊馬」のようにいわば『ホモソーシャル』な関係ももちろん見られるんですが
他の警察ネタに比べて比率的に多いはずの女性同士の関係というのはそれほど描かれていないんじゃないでしょうか、特に二次創作。
しのぶさんだって、隊が違うからコミュニケーションがかみ合いませんし。
ここで結局CHになってしまうんですが、その辺のことはしっかり書き込まれているような。
むしろ、パトのような理想的男女共同参画社会ではないゆえに
女性たちはパートナーの『男の論理』に対して連帯して立ち向かうしかない。
もちろんその辺の女の強さをパートナーたちはきちんとリスペクトしているのが好感が持てますが。(AHはその辺のところまったくダメね)
皮肉な話かもしれないけど、連帯のためには抑圧こそ必要なのかもしれない。
ポスト・フェミニズムにおいて女性同士の差異に焦点が当てられるようになった事実からもそれは明らかだろう。
でも何だかんだ言って、店主が今までどっぷりはまったネタっていうのは
ノーマルカップリングが基本の話ばかりなんですよね。
もちろんそこで『やおい』もやってやれないことはないんですが
いかにもやおい向けなヤローばっかなネタって絶対萌えないと思うんです、はい。
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