久々にTUBEネタ。

今月ももう8日になるのに、ようやく見れました、みんなのうた。
確かに今までのTUBEにはない感じですね。
近年の前田さんらしい包み込むような歌声も素敵なんですが、
それ以上になかむらみつる氏の絵がイメージを膨らませて多様な気がします、
なんてことはTUBE関係のBBSではちょっと言いづらかったので。

店主、TUBEを聴きながらネタ考えるのが常ですが
聴きながらプロモやアニメのOPのようについつい歌詞にあわせてキャラを動かしてしまいます。
そのときに心がけているのは、歌詞の意味を(いい意味で)裏切れと。
歌詞の解釈に決まった意味などない、聞き手の受け取り方次第だというのが批評家たる店主の基本的スタンスなんですが
例えば昨年のアルバム『TUBE』の〆のバラード『a song for love』、
あれはどこからどう聴いてもTUBE→ファンのラヴソング、ですが
これをいったん“萌え”の色眼鏡で見ると「撩→香のラヴソングかも」とも思えてくる。「君とじゃなけりゃ 僕はここにいない」のあたりとか特に。
店主は基本的に唯一無二の正しい解釈というのを信じていないので、萌えの数だけイメージは湧くと思います、多分。

さて本題に戻りますが、なかむら氏の絵によって『みんなのうみ』の歌詞は前田氏の意図したよりもさらに広がったのではないでしょうか?
「海=つなげるもの」というイメージは『Seaside Vibration』の歌詞にも出てきましたが、そのつなげる、というのは物理的、地理的なものだけでなく時間的なもの、さらにそれすらも超越したものとも海によって「つながる」ことができるのではないでしょうか。
そう考えると「行ってみたいなよその国」という歌詞が子供らしい憧れだけでなくもっと深い、最近流行りの(そしてあまり好きじゃないんだけど)言葉で言うならスピリチュアルな風にも感じられるというのは
ニライカナイ信仰や普陀落渡海を例に挙げずとも判るはず。

今回のみんなのうたは、イメージの相乗効果という点では
非常にいいコラボレーションだったのではないでしょうか。
コラボというのは足し算ではなく掛け算、かくありたいもの。
おかげで店主もイマジネーション刺激されました。CHで何か書けたらと思います。公開できるのは当分先のことになると思いますが。
って結局オチはそっちかよ【爆】

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