得てして大上段に構えた大作よりも、自分の趣味を追及したようなネタのほうが面白いということは多々あるもの。
今回ベッソンはあくまでプロデュースですし。
『トランスポーター』、一言でいうなら「シリアス版TAXI」。
確かにプロの運び屋・フランクの超絶ドライビングテクに敵うのは
マルセイユのぶっ飛びタクシーぐらいでしょう。
おまけに彼の操る愛車・黒のBMWにはボンドカー並みのびっくりどっきりメカ満載。絶対ベッソン、小さいころボンドカーに目を輝かせていたクチに違いない。
店主もキャラ考えるとき、彼/女がどんな車乗り回すか絶対設定したがるタチですがきっとそれもCHのリョウ＆クーパーの組み合わせが原点だろなぁ
そんな黒のベーエム＆きっちりしたスーツ＆レザーのドライビンググローブ、
おまけにルール厳守といった「おまえ絶対A型だろ！」な
筋金入りのプロのフランクですが、そんな彼が
荷物として彼に運ばれる羽目になった謎の美女と出会い、
頑なな心を次第に開いていくさまはたまらなく萌えです。
なんかCHのシュガーボーイ・エピ思い起こさせるわ♪
見終わって、『ハートマークの逃がし屋』が読みたくなりました。
って結局CHかい！
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