今週のCH

何だかんだ忙しかったので、今週も4本一気レヴュー。
実は先週GyaO視聴中をオヤジに覗かれて、機嫌が悪かったらしい。
ごめんなさい、あなたの娘はアニヲタです。
でも見逃したら絶対後悔するから。

　＃34　がんばれ海坊主!!　ハードな初恋協奏曲
アニメオリジナルのネタとはいえ、かなりの異色作ですよね。・・・あの海坊主が女性に惚れるなんて。原作の海ちゃんしか知らないファンはかなり面食らうんじゃないでしょうか？あの美樹ちゃんから結婚迫られて逃げ惑っていた彼が・・・。でも店主からすると、どっちもシャイな海ちゃんらしいな、と思うんですがね。
でも惚れた相手がピアニストというのはやっぱり氷室真希ちゃんを念頭に置いてるんでしょうか。「ピアノって楽器は、キーを叩く指から、弾く人の心がそのまま音に出ちまう」っていうのも、視力が弱い代わりに繊細な耳を持つ海坊主らしい感性です。
海ちゃんにはやっぱり美樹ちゃんですが、黒歴史としてうずもれさせるには惜しい回です。結構意外な、しかし彼らしい一面も出てるエピソードだと思うので、『海×美樹』念頭に深読みしてみるのも面白いんじゃないでしょうか。

　＃35　衝撃!!撩の父親宣言　寝てる子は起こすな
ある意味『天使の落としもの!?』エピの元ネタかもしれない【笑】
「パパ」と呼ばれてリョウのやつ「心当たりはない！」と言い張りましたが
あの野郎、AHじゃ開き直りましたからね【爆】まぁ、さすがに対象年齢が違うので。
それでもリョウと香のインスタントパパ＆ママぶりはお子ネタスキーならずとも萌えたのではないでしょうか。そして香の「あの子がもし本当に捨て子だったら、引き取って育てようって思ったのよ」という言葉に、思わず「カオリンをちゃんとした母親にしてあげたい！」と心の中で叫んでしまいました。えぇ、AHのような中途半端な形ではなく。
そのときは冴羽氏、ちゃんと父親してあげてください。
絶対香はいい母親になれるよ、子供と血がつながっていてもいなくても。

ちなみに奈々ちゃんの声は小粥よう子さん、高橋陽一夫人でいらっしゃいますね。
原作者と主演声優でくっついたのはあとはコナンぐらいでしょ。

　＃35　突撃美人キャスター　リョウのマル秘モッコリ取材
久々の原作ネタですね。
見てて原作とアニメでの香の扱いにちょっとがっかりした。アニメではエピソードによっては香が1シーンしか出てこないなんて話もあったりしたが、掃除の手伝いしたり買い物の荷物持ちをやったりと、それなりに扱われてるっぽい。でも原作ではリョウのそんな気配りが発揮されるのは主にゲストヒロインに対して。中盤ぐらいまでは香はリョウのおまけ扱いだったような気がする、原作では。
でも後半では「お前を信じてるからこそ俺は戦える」なんて言ってたり
完全版まだ手元にないんだよ
結構ラヴいぞ、こいつら。
ちなみにシリンダー固定してしまえばリボルバーは撃てません、本当に。
でも撃鉄が起きた状態ではその限りではありません。って『図解・ハンドウェポン』に載ってたのよ。便利な本だ。

ただ今回、絵がタイプじゃなかったなぁ。
作画監督は遠藤晴氏、放映開始当時の北原氏のような固い感じの絵。
最近はOPや次の36話のように、北原氏の絵もだいぶこなれてきたのだが・・・。
店主はやっぱり神志那氏や神村幸子氏のようなやわらかいタッチのほうが好きだな。

　＃36　女子大生愛のツッパリ！　誰かが私を狙ってる
北条司の裏テーマは『家族愛』だという人がいるが、店主に言わせれば家族は家族でも『血のつながってない家族』にやたら拘っているような気がする。AHではそのような家族をしつこく描いているし、CHでもリョウと香にとって家族と呼べる人間はそれぞれ血のつながりはない。そういえば来生さんちの美人三姉妹も誰か血がつながっていなかったような。そこまで拘られるとお子ネタスキーとしては肩身の狭い思いすらするのだが。
今回はアニメオリジナルですが、そんな感じのお話。

ゲストヒロインのCVが松井菜桜子さん。どっからどう聞いても鈴木財閥のお嬢様ですよ【笑】
ちなみに原作を含め何度かネタになっている「女子大の警備の厳重さ」。
うちも国公立とはいえ女子大ですが、警備が厳しくなったのは池田小事件など世の中が物騒になってから。それまでは結構オープンでした。うちの場合は敷地内に付属の幼稚園・小学校があるので結構厳しくなったのですが。
だから他の大学に行くとそのオープンさにびっくりしますね。身分証の提示を求められないんですから。