最近やたらと「ネタに役に立ちそうな」本ばかり買ってきてしまう店主。
先日も『新宿歌舞伎町交番』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062753421/qid=1147230109/sr=8-1/ref=sr_8_xs_ap_i1_xgl/249-6470014-9777131
なんて本を衝動買いしてしまいましたし、『ヤングガン・カルナバル』は・・・実は積読だったりしますが。

店主、CHなんてドンパチがいっぱい出てくるようなジャンルの二次創作をやろうなんて息巻いてますが、銃については全く判りません。
この平和なニッポンで店主の持ている知識といえば、そのほとんどがマンガや小説、ドラマなどで手に入れた又知識のみ。
だからこないだの『医龍』みたいなことやられると困るのよ。
「CD屋のセキュリティゲートに反応してペースメーカーが誤作動」という設定だったのだが
最後の「このドラマはフィクションです」という但し書きとともに
「実際のセキュリティゲートではそんなことは起こりません」だとさ。
そういうディテールでは嘘つかないでもらいたい、ホントに。

そんな銃については何も知らないくせに一丁前に考証にこだわりたがる似非ハードボイルド書きでも知ったかぶりできるのがこの本。
シングルアクションとダブルアクションという基礎知識から丁寧に教えてくれます。
以前にも『世界の銃パーフェクトバイブル』を買ってしまいましたが
あっちはカタログ、こっちは取扱説明書というべきでしょうか。
銃を突きつけられたときの発射を防ぐ方法射撃後のメンテナンス法など、細部のリアリティにこだわりたい物書きにとっては垂涎ともいうべき内容。
これさえ読めば、ガンマニアも突っ込めない描写ができる!・・・かも。
(CH二次創作読者にガンマニアっているかな?)
そもそもこの版元は『ミリダス』などのミリタリ本のほかに
幻想小説書き必携(?)の『Truth in Fantasy』シリーズなども出している、
いわば入門書のプロ。
店主も後者を何冊か持ってますが、それさえ読めばある程度知ったかできるんですよね。少なくとも体系的な基礎知識は手に入ります。
ということでこの本も読めばマニア向けの本やHPが判るようになるはず。

でもいくらリアリティにこだわっても所詮はフィクションの世界、というのは言い過ぎかもしれませんが、
たとえばCHでもリョウがしばしばパイソンにサイレンサーをつけて構えるシーンがありますが、リボルバーの場合サイレンサーは意味ないそうです。
いくら銃口からの音を小さくできても、シリンダーから音が漏れ出てしまうらしい。
では二次創作ではどうするべきか。
あくまでリアリティにこだわるか、
それともフィクションの『お約束』として用いるか・・・。

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