#3 こちら特車二課
オリジにしても二次創作にしても、主人公たちの華々しい活躍を描くよりは
むしろその裏側のカッコ悪い日常に興味があります。
たとえば人生でもっとも荘厳な場面であるはずの臨終〜葬儀にかけて
泣き崩れる&弔問の応対に追われる家族をよそに
どこの葬儀社がよかんべか、松竹梅のどのコースにするべか談合しているその親族のほうが店主の描きたいものです。
そういった感じを勝手にSV?テイストと呼んでますが
その語源はもちろんSpecial Vehicle ?、特車二課。
そんなSV?テイスト全開なのがこの第3話なんじゃないでしょうか。
暴走レイバーが出てくるわけでも、怪獣が出てくるわけでもなく
ただ高速船が座礁→救助に出た太田機がミイラ取り、
なだけのお話です。つまりただの日常生活。
でもこういう細かいディタールが考証心をくすぐるのよ。
それを突き詰めていくと『ミニパト』第3話になるんですが
やってくれませんかねぇオシイさん、攻殻やイノセンスみたいなシリアスばっかじゃなくてこういうギャグを。
と思ってたらやるみたいですね、『立喰師列伝』
〈http://www.tachiguishi.com/top.html〉
実写版パタパタアニメ、しかも出演者はジブリの鈴木PDやら川井憲次やら、思いっきり内輪ネタ【爆】
こんなの日テレにカネ出させてどーすんの!
立喰師というのはある種の食のプロフェッショナル、
片や攻殻〜イノセンスWorldは喰わなくても生きていける世界、
と『食』というベクトルにおいてギャグとシリアスはまったく正反対ですが
むしろ店主が追求したいのは立喰師というアクロバティックな食ではなく
陸の孤島・特車2課での自給自足のような
地が足についた食、地が足についた日常描写なのですが。
ここで話が飛びますが、その点CHは偉大だったよな。
原作読んでいても二人の日常生活というのがくっきり見えてきますもん。
多くの二次創作で事件ネタ以上に日常に重点が置かれているという点でも明らか。
逆にAHでは・・・二人の日常ってのが見えてこねぇ。
それを補完する二次想作家が少ないという点もあるでしょうが・・・
店主としてはCHで香が象徴していたものこそ日常だったのではないかと思います。
で、リョウがもちろん非日常。
その『日常』の女神たる香がいなくなったAH世界では
その魅力が半減どころか99%減したのは言うまでもないこと。
なぜなら二人の他愛もない日常こそがCHの魅力だったから――。
やっぱ最後はCHに戻ってしまった。
オリジにしても二次創作にしても、主人公たちの華々しい活躍を描くよりは
むしろその裏側のカッコ悪い日常に興味があります。
たとえば人生でもっとも荘厳な場面であるはずの臨終〜葬儀にかけて
泣き崩れる&弔問の応対に追われる家族をよそに
どこの葬儀社がよかんべか、松竹梅のどのコースにするべか談合しているその親族のほうが店主の描きたいものです。
そういった感じを勝手にSV?テイストと呼んでますが
その語源はもちろんSpecial Vehicle ?、特車二課。
そんなSV?テイスト全開なのがこの第3話なんじゃないでしょうか。
暴走レイバーが出てくるわけでも、怪獣が出てくるわけでもなく
ただ高速船が座礁→救助に出た太田機がミイラ取り、
なだけのお話です。つまりただの日常生活。
でもこういう細かいディタールが考証心をくすぐるのよ。
それを突き詰めていくと『ミニパト』第3話になるんですが
やってくれませんかねぇオシイさん、攻殻やイノセンスみたいなシリアスばっかじゃなくてこういうギャグを。
と思ってたらやるみたいですね、『立喰師列伝』
〈http://www.tachiguishi.com/top.html〉
実写版パタパタアニメ、しかも出演者はジブリの鈴木PDやら川井憲次やら、思いっきり内輪ネタ【爆】
こんなの日テレにカネ出させてどーすんの!
立喰師というのはある種の食のプロフェッショナル、
片や攻殻〜イノセンスWorldは喰わなくても生きていける世界、
と『食』というベクトルにおいてギャグとシリアスはまったく正反対ですが
むしろ店主が追求したいのは立喰師というアクロバティックな食ではなく
陸の孤島・特車2課での自給自足のような
地が足についた食、地が足についた日常描写なのですが。
ここで話が飛びますが、その点CHは偉大だったよな。
原作読んでいても二人の日常生活というのがくっきり見えてきますもん。
多くの二次創作で事件ネタ以上に日常に重点が置かれているという点でも明らか。
逆にAHでは・・・二人の日常ってのが見えてこねぇ。
それを補完する二次想作家が少ないという点もあるでしょうが・・・
店主としてはCHで香が象徴していたものこそ日常だったのではないかと思います。
で、リョウがもちろん非日常。
その『日常』の女神たる香がいなくなったAH世界では
その魅力が半減どころか99%減したのは言うまでもないこと。
なぜなら二人の他愛もない日常こそがCHの魅力だったから――。
やっぱ最後はCHに戻ってしまった。
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