今週のAH&CH

2006年4月19日 City Hunter
絵の話なのに絵が汚い!!
ED見れば作画監督が4人も・・・「船頭多くして船山に登る」の典型例。
AH版・リョウと香の出会いのエピ後編も見られる絵じゃなかったが
あのときも複数作監でした。
おかげでリョウの男泣きも台無しでした。
あとで北条さんの絵で見よっと。

それを割り引いても、今回はAHにおけるリョウと香の結びつきを強く感じられるエピソードでした。要するに、作者及びスタッフが描きたかった『無限の愛』とはこういうことだったのかと。
夏目が香の初恋の相手なんてのはちょっと気にくわないが
哀しげな表情の香の絵を見て、
俺の前でしかしなかったお前の心の奥底の表情に――
というリョウの心の声に思わず目頭が熱くなってしまいました。
そーよね、きっとリョウの前ではありのままの自分でいられたのよね。

でもそれ以上に泣きたくなってしまったのは夏目の不用意な一言、
「きっと幸せな家庭を築いているんだろうな」
絶対カオリンはいいママになれると思うのに・・・(もちろんパパは冴羽氏だが)
ここでパラレル魂に火が付いた【爆】

ちょうどこのエピの巻をブクオフで買ってきたのだが
AHって心の準備がないと読めないのでまだ開いてなかったりする。
普通だったらアニメで見てその後コミックスで読むのは
傷口に塩と豆板醤とコチュジャンを塗りこむようなものだが
逆に今回は勇気を出して読んでみようと思った。
それくらい絵がひどかった(先頭に戻る)《11:31》

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 #21 姿なき狙撃者!! リョウと冴子の危険なゲーム
かなり冴+冴指数の高い回でした。
この二人、嫌いじゃないんだよ。あくまでリョウ×香、槇村×冴子が前提なんだけど。
でも思い切ってカミングアウトできないのは某パラレルでそこはかとなく冴×冴に持っていきたそうな陰謀が見え隠れしてるから。
“×”と“+”は別モノなんだよ!

冒頭のシーンやリョウと冴子の飲み比べなど、結構な場面が原作の『槇村の忘れもの』エピからの拝借ですが
酔いつぶれ&リョウの仕込んだ睡眠薬でぐったりの冴子に手出しもせずに一晩中見守るリョウなど、アニメ版の#13で描き残した二人の微妙な関係をきちんと形にしてくれたと思う。
まさにHappyでもUnhappyでもない、二人らしい関係だなと。

そしてそんな二人にヤキモチ妬いてる香ちゃんもすごく可愛かったぞ!
パフェのヤケ食いなんかしたりして。
シティーハンターのパートナーとして頑張る香も好きだけど、
こういう微笑ましい彼女もやっぱり香だなと思う。
特にAHのあとだからかもしれないけど、カオリンはこーじゃなきゃ!!

 #22 愛のキューピット ダイヤモンドに乾杯!
正しくはCupid、「キューピッド」なんですが・・・。
久々に総作画監督・北原氏による作画です。
やっぱり2クール目も半ばに入るとペンがこなれてくるというか
初期にあった硬さがないですね。リョウもカッコいいし。
ただし北原氏の場合、女性があまり可愛く描けないのが難点だと思う。
むしろ店主の好きな作画監督さんは神志那氏など、ある意味少女漫画的な
“美麗”な絵を描ける人ですね。
だからいのまたむつみも嫌いじゃないです。
それにしても後半のリョウのマジ顔はカッコよかったです。
それだけ静止画にして保存したいくらい。

今回の敵役・コネリーのモデルはもちろんショーン・コネリー演じる初代007でしょうね。乗ってる車もボンドカーっぽかったし。あれってアストン・マーチンかな?
でもまさか“冴羽リョウ”が“ジェームズ・ボンド”になるとは当時どれだけの人が思ったやら(槇兄もMr.ボンドなんですけどね)

声優ネタついでにもう一つ。
今回の雑魚キャラは山寺宏一&大塚芳忠という『フルハウス』コンビでお送りいたしました。堀内氏も前チョイ役で出てたような。

PS:『オタク用語の基礎知識』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4434073966/glfclb-22/ref
という本の「ツンデレ」の項目で
香の名前が「『ツンデレ』以前のツンデレラ」として挙がっておりました。
リョウ×香が店主にとってカップリングのデフォルトなのだから
店主は幼少からの筋金入りのツンデレ萌えなのか・・・!?《13:01》

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