萌え親子？

今クールのドラマは今のところ『マチベン』と『医龍』でしょうか。
どうしてもお仕事系のドラマばかりになってしまいます。ラヴストーリーについていけないもので。
今クールはなぜか弁護士モノが眼につきますが、いよいよ間近に迫った裁判員制度への関心ゆえでしょうか。

『マチベン』は脚本の井上由美子といい、NHKらしからぬタッチ。
まるでCMのない民放ドラマ。
顔ぶれも山本耕史だったりオセロ中島だったりとけっこう派手。
そんな中で店主が着目してるのは沢田研二演じる弁護士事務所の所長。
ジュリーこんなになっちゃって・・・樹木希林じゃなくても叫びたくなるよ、
というのは置いといて。
こういう上司キャラは必ずチェックしたくなるんですよね。特に主人公が女性の場合。
まさに普段は頼りなさげに見えるけど、ヒロインが行き詰まったときに
ぽんとさりげなく、しかし効果的なアドバイスを与えてくれる。
かなり昼行灯度高そうですね。しかも名前が後藤田ですよ！
以後楽しみ。

ってあたしは何を語っているんだ、本題は『医龍〜Team Medical dragon』なのに。
いきなり萌えトークなのだが、主人公の龍太郎と彼の元で働く看護師のミキの姿に
リョウ×香に近いものを感じてしまいました。
だって「女としては持て余すが、看護師としての腕は一流」ですよ
なんかアイツの物言いに通じるとこがないですか？
となると彼をスカウトした野心家の女性助教授はさしずめ冴子か？

さて、この龍太郎、はみ出し天才外科医らしく白衣のボタンは留めずに着ていますが、その白衣がシングルタイプらしい。
いや、彼だけではなく登場する医者のほとんどがシングルの白衣のようだ。
ER好きナースの母はこの手の医療ドラマは欠かさず見ていますが
その母曰く、「シングルの白衣ばっかじゃおかしい」
シングルは薬剤師やら技師やら、医師より“一歩下がった”医療従事者の制服らしいのだ。
「ボタンしめないで着るようにシングルなんじゃない？」と店主が言うが
「ダブルの白衣のほうが風にたなびいたとき格好がいい」
そういう母の口調はまさに腐女子が萌えを力説する口調そのもの。
お母さま、あなたは白衣フェチナースですか？
・・・意外な母の姿を見たような気がする。