ということで木曜洋画劇場は2週連続でジャッキー・チェン主演作。
こういう爆笑キャッチフレーズつけてくれるから好きよ、テレ東。
それだけじゃなく、007は神谷Ver.でやってくれたりするので侮れません。

とにかくハチャメチャな映画です。
ジャッキーが死んで→復活→不死身&スーパーパワー【笑】を手に入れてしまうんですから。
そのスーパーパワーというのがワイヤーアクション&SFXを駆使して描かれてるんですが、それにジャッキーファンとしては違和感を覚えてしまったり。
だって、今までのジャッキー・アクションというのはいわばリアル志向で、自分で体張ってのスタントだったはず。
今や香港アクションの代名詞ともなっているワイヤーアクションのような『飛び道具』とは本来対極にあったもの。
これでふと思っちゃいましたね。あぁ、ジャッキーも齢なんだと。
彼ももう50歳、この手の特殊効果を使えば衰えはカバーできますから。
そういえば『ポリス・ストーリー』の新作でジャッキーが演じたのは
部下を死なせてしまい、それ以来酒びたりになったベテラン刑事。
なんだかAHのリョウとダブってしまいました。
ジャッキーとCHを関連付けるのはジャッキーファンにとってもCHファンにとっても【笑】タブーのはずですが
それでも「ジャッキー・チェン主演作日本公開50作目」ということで今までのタイトルがずらっと並ぶ中
『シティーハンター』の文字があって思わずにんまりしてしまった店主

それでもいろいろ突っ込みたい小ネタはそれなりに。

ジャッキーの終始引き立て役に回っていたインターポールのアイルランド人捜査官、
風貌などからしてモデルはMr.ビーンかなと思っていたが
吹替えが本家も当ててた岩崎ひろし氏だった。間違いなくビンゴ。

その彼は家族には自分の仕事を明かさずに司書だと嘘をついているのだが
(ちなみにMr.ビーンも司書だったような、学芸員だったかな?)
その奥さんが実は元FBIの凄腕だったりする。
スミス夫妻じゃあるまいし【爆】

そして香港映画には欠かせない、最後のNGシーンですが
それを“聞いて”いて、「石丸博也氏はもはや第二のジャッキーだな」と思ってしまいました。
そこに映し出されているのはあくまで『素』のジャッキー、
それを違和感なく『演じて』いるのですから。
もはや彼の吹替えじゃないジャッキー・チェンは受け付けられませんね、生理的に。
フィックス万歳!!

コメント

日記内を検索