『ニキータ』のリメイクだってのは有名なハナシ。

2006年2月3日映画

だから本当は本家本元を見なきゃならんのでしょうが・・・。

やっぱり無表情なヒロインがGHにかぶりますな。
もともと人を殺すことなんてなんとも思ってなかった彼女が任務に対して嫌悪感を覚えていく様子は、心臓移植なんていう飛び道具を使ったAHがチャチく思えてくる。

ある意味これは殺し屋版『マイ・フェア・レディ』でもある。
だって母親にも見捨てられたジャンキーが銃の腕だけでなく
語学やコンピュータの技能やレディとしての立居振舞いを覚えていくんですから。
そういう意味ではガブリエル・バーンはヒギンズ博士ですな。

つーかバーン格好よすぎだぞ。
『エンド・オブ・ザ・デイズ』では悪魔を演じるなど悪役街道まっしぐらな俳優さんですが、ここではそれだけではないキャラを演じ切っておりました。
特に普段はバッチリ上げた前髪が微妙に乱れてるショットなんかは
『前髪下ろしたところ萌え』な店主としては限りなくツボでした。
やっぱり若い男よりカッコいい自称37歳よ！

PJはまさか純粋なカタギとは思わなかった。
2度目に、スーパーで会ったとき「こいつただの素人じゃないな」と思ったのですが・・・
チキショウ、店主がシナリオ書きだったら彼を組織の監視役か敵対組織の工作員にして、ラストは恋人とのデスマッチにしたのに。

余談ですがハーヴェイ・カイテル演じる組織の『始末屋』ですが
英語ではSweeperですか？