やっと修論提出→出願、の修羅場が終わりました。
その間ためてたAHを拷問のように2本連続・・・と思ったら昨日のは録画失敗してました。(その前の『らんぼう』は録れてたみたいですが)
そんなことにホッとする自分がいたり。

さて、修論執筆中に何度も挫けそうになってはそのたびにネットの海に逃げ出していた店主を支えてくれたのは、ひとえにCHへのでした。
というのは論文書きあがったらCH’書くぞ!という目の前のニンジンだけではありません。
修士論文の題名は「シェイクスピアのロマンス劇における結婚・セクシュアリティ・純潔」とでもいうべきものです。
「なんだ、これとどこがCHと関係あるの?」とお思いでしょうが、
沙翁のロマンス劇と呼ばれる一群の作品を読んでいくにつれて、以前日記で語ったように「これって結構AHじゃね?」と思うようになりました。
まず父と娘の物語であること。
作家にとっての後期の作品であるという共通点もあります。
え、まだまだ北条司は晩年じゃねぇ?『ペリクリーズ』書いたときは沙翁は44歳、46歳で引退して田舎に帰ったんだから。
そしてなにより店主を惹きつけたのは結局女性を理想化して語ってねぇ?という点でした。
ちょうど修論の方向性が見えてこなかったとき、AHの16巻を読んでちょっとした義憤に火がつきました。
母性ボセイと語ってんじゃねぇよ!
あくまで母性というのは女性性の一面に過ぎず、それをもってして女性の欠くことのならない必須要素のように見なされるのは母性のカケラもない店主にとっては非常に腹立たしい言説でした。
同じようなことが沙翁のロマンス劇でも語られてます。
特に『ペリクリーズ』では出てくる女性は結局のところ聖女か悪女、男性を癒す存在としての女性しか肯定されません。セクシュアリティなんてもってのほか。
片やAHでは、香は文字通り『肉体を持たない存在』として理想化されてしまい、美樹もまた海坊主の『娘』として庇護され癒す存在でしかありません。
CHワールドに花を添えていた強く優しく美しき女性たちよ、今いずこ!

ということで、何度も挫けそうになりながらもそのたびにAHでの香の無念を思い出し、彼女のためにもという思いでなんとか書き上げました。
そしてその論文をなんとか提出し、願書と一緒に送りつけた後の感慨は
運を天に任せたというよりあとは野となれ山となれ
とりあえずはたまっていたビデオとCH完全版&AHとCH’執筆ということで。
もちろん院試の勉強も!
このまま順調に行けば4月には博士課程の学生になって、5月にはCH二次創作デビューできそうです。

PS:ということで、今日からCHコンテンツ開設予定日の5/23までを
コメント強化期間として、コメント機能を設定いたします。
これで今まで書くだけ書きっぱなしだったこの日記を、よりコミュニケーションに富んだものにできればと思います。
それに開設前ではCH語りできるメディアはここだけなので、CHファンの方もそうでない方もどんどんおいで下さいませ。
期間が終わった後もコメント機能を残すかどうかは皆様のレス次第です。
Web拍手付けるつもりですしね
ご意見、ご感想、痛い突っ込みも愛があればOKなのでよろしくお願いいたしますm(_ _)m

コメント

蛟 游茗
蛟 游茗
2006年1月18日15:57

ということでテストテスト。
いったん外すとどうなっちゃうのかしら・・・

by店主

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