劇場型犯罪には『劇場型捜査』を!
2005年8月4日 読書
2004年のミステリー界で話題になった本ですね。
ついつい一気に読んでしまいました。
メディアに屈辱を味わわされた主人公・巻島は膠着した連続幼児殺人事件を解決するために上層部の書いた突飛なシナリオに乗る。
テレビカメラに向かって情報提供を呼びかけながら、直接犯人に呼びかける。
「バッドマンに告ぐ!」
この主人公の個性がかなり際立っている。
ノンキャリで警視という「叩き上げのエリート」ながらその風貌は長髪、なのに孫もいるっていうんだから(ちなみに52歳)
店主の親父フェチもここまでストライクゾーンが広がっていったか・・・。
そして主人公の崖っぷちのリベンジにニュースの視聴率競争、バカな男の下心も絡んでいく。
店主は謎解きよりもむしろ裏切り者探しのトラップの方が読み応えがあった。
警察内部の人間関係の筆致は、横山秀夫に並ぶのではないか?
県警含む神奈川県には
「おめぇら自分らの不祥事の尻拭いもできねぇクセに他人のことにイチャモンつけんじゃねぇよ!」
とご立腹な店主@TUBEファンなだけにちょっと複雑なんですが。
さーて次は『亡国のイージス』を読もうか。映画見に行きたいよぉ
ついつい一気に読んでしまいました。
メディアに屈辱を味わわされた主人公・巻島は膠着した連続幼児殺人事件を解決するために上層部の書いた突飛なシナリオに乗る。
テレビカメラに向かって情報提供を呼びかけながら、直接犯人に呼びかける。
「バッドマンに告ぐ!」
この主人公の個性がかなり際立っている。
ノンキャリで警視という「叩き上げのエリート」ながらその風貌は長髪、なのに孫もいるっていうんだから(ちなみに52歳)
店主の親父フェチもここまでストライクゾーンが広がっていったか・・・。
そして主人公の崖っぷちのリベンジにニュースの視聴率競争、バカな男の下心も絡んでいく。
店主は謎解きよりもむしろ裏切り者探しのトラップの方が読み応えがあった。
警察内部の人間関係の筆致は、横山秀夫に並ぶのではないか?
県警含む神奈川県には
「おめぇら自分らの不祥事の尻拭いもできねぇクセに他人のことにイチャモンつけんじゃねぇよ!」
とご立腹な店主@TUBEファンなだけにちょっと複雑なんですが。
さーて次は『亡国のイージス』を読もうか。映画見に行きたいよぉ
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