逆もまた真なり?

2005年1月26日 TUBE
最近通学に『TUBEst?』を聴いてるのだが、これの『恋してムーチョ』聴いてて思い出してしまったのだ、『マツケンサンバ?』を。

この『恋してムーチョ』という曲はなかなか数奇な運命をたどっている。初めて聴いたときは
なんじゃこりゃ
とあまりのハジケ振りに引いたものだったが、それ以降もっとハジケた曲がばんばん出るうちに、そうでもなくなってしまった。
そして今や野外ライヴのアンコールには欠かせない曲となっている。
というかこの曲は冷静に聴くもんじゃないでしょう。ライヴの終盤、もう理性も何も吹っ飛んだ状態で腕を振りながら陶酔してるのが正しい聞き方。むしろ一発目に歌われたらどうしようという感じ。
でも昨年の野外の一発目はウルトラバイオレットNo.1だったからなぁ
ということで今や店主にとって血沸き肉躍るアドレナリンSONGベスト3に入っている。あとの2つは『あー夏休み』と『―花火―』。

まぁ、それはそれとして。
マツケンサンバ?』の前奏のホーンセクションの「チャッ」と、『恋してムーチョ』の前奏の「チャララランチャンチャンチャララランチャンチャッ」の「チャッ」が何となく似てるよなぁ、とか
でもこれじゃあ聞き比べて見ないとわかんねぇよな
恋せよアミーゴ 踊ろよセニョリータ」のノリと「眩しすぎる空 きらめく海」って似てなくない?と思ったら
オーレ〜 オーレ〜」と「I Love You〜」のハジケっぷりも同じだ!とか思えてきた。

ちなみに店主が『マツケンサンバ?』をはじめて聴いたのはずいぶん前、世間にそのような存在が噂され始めたころ。エセラテン評論家としては
エセ・ラテン評論家ではありませんよ、エセラテン・評論家。別にTUBEのラテンを貶めてるわけじゃないですよ。プロのラテンミュージシャンの方も言うように、TUBEのラテンには本物のラテンには無い良さがありますから
かなり興味津々だったんですが、意外にまともなサンバなんでびっくりしました。いや、エセラテン評論家的に、TUBEファン的に、という意味で。
歌詞も何となくTUBEに共通するものが・・・いやむしろ前田亘輝的ではなくて、TUBE初期において詞を提供していた亜蘭智子的、というような。
その違いは、『日本の夏』路線前のリゾートっぽさ。これをマツケンの美声なら甘ったるく歌えるんですが、現在の前田さんならそこを突き抜けて「テキーラ飲んで 酔って揉んで抱いちゃって」になっちゃうんですが。

これはもう結論:『恋してムーチョ』を参考にしたに違いない。
確かにこの手のジャンルは少ないですからね。BOOMの『風になりたい』のような本格サンバに走れないし、かといって『恋のメキシカンロック』は無いでしょうから【爆】
いや、これは別にマツケンサンバを貶めて言ってるわけではありません。むしろ、ばんばん参考にしてもらってこの手の曲が増えることを願っているばかりです。

それにしても今年の野外の恋してムーチョは楽しみだ。かくなる上はマツケンサンバラメラメの着流し腰元ダンサーズに負けないものをやってもらいたい。
かといって浅草やリオから奇麗なお姐さんを連れてくるのはベッタベタですからね!

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