紀宮さまご婚約内定、というわけで

とりあえずおめでとうございますm(_ _)m
どうせだったら女帝容認論のおまけで付いてくるであろう『宮家婿取り相続制』で、『鳥の宮様』と呼ばれた山階宮家を復活or祭祀継承してくれればと思っていたが、それを待たずにご成婚となるらしい。

で、ご相手は都の職員、ということは地方公務員。つまり、野明や遊馬や後藤隊長やしのぶさんと同じ地方公務員というわけで、国家公務員（特にキャリア）に比べれば目劣りしてしまう地方公務員の星になっていただければなとふと思ってしまった☆

でも、ちょいと待て。このお方、親も普通のサラリーマンだがその親戚が只者ではない。旧お大名や貴族院議員だのとご親戚。そして、ああやっぱり、学習院漬け。それだけで『名門』って感じだもんなぁ。
（いや、今はお受験ママのターゲットと化してるという話だが）
もちろん、名門＝お金持ち、という図式は今は成り立たないが、その話は置いといて。
考えてみれば、男性皇族の結婚相手はすでに今上陛下の代からオープンにはなってきている。美智子様も紀子様も雅子様も、名門ではなく“普通のお嬢様”だもんね。なのに、女王・内親王の降嫁先は旧華族とか茶道の家元とかばっか。やっぱり男性に比べると女性皇族の交友範囲は狭まってしまうのか。
ところで、親戚付き合いは父方・母方が車の両輪となるが皇族となると嫁に行った娘たちはそこで付き合いがぷっつり絶えてしまうよな。確かにマスコミが付いていってしまうのはいかんが、その淡白さは男系唯一制の歪みでもあると思うのだが。

そんなことを考えてて、ふと思い出したものがある。それはキューピッドクラブ。これは、いいとこのボンボンとお嬢様をくっつけようという良家の子女再生産組織とでもいえるところ。広告のご成婚者リストを見ると、名門大学とお嬢様女子大の名前がずらずらっと。
これを見て思った。
中流は中流としか、上流は上流としか結婚はできないのか!?
・・・思わず世界の中心で叫びそうになった。
そうやって、日本の見えざる階層社会は固定化されてゆくのだ。あーやだなぁ、学歴だって金で買う時代だぜ。
まぁ、フィクションにあるような玉の輿・逆玉はそうそう現実にはなさそうだ。