ニュータイプの書評欄で取り上げられてて、手に取ってみました。
期待通り最初はレイバーから。しかし、読み進めるうちに
押井カントク、あなたにパトレイバーはもう任せられない。
書かれている内容は通らなかった（思い通りにならなかった）企画への恨みつらみ、ここまで書かれてしまってはパトレイバーを愛する者として『だったらやるな！』と言ってしまいたいほど。
・・・ジョン・レノンを撃ったファンの気持ちがよく判る【爆】
そりゃ店主みづちもディテール野郎で、とんでもない設定してあるとそれだけで読む気をなくしてしまうほうですが
（そういや前に、立てこもりの室内をサーモグラフィーで調べたところ、人間の姿は映るけど犯人であるロボットは映らないという滅茶苦茶なのがあったな。機械というものはパソコンにしろ自動車にしろ冷却装置というものが必要なんだよ！最近流行りのヒューマノイドは知らんが、少なくともレイバーは冷却に液体窒素が必要なほどなんだyo！）
ロボットアニメでそこまでリアルなディテール積み重ねちゃったら何も書けないだろうが。ロボットものはたとえリアルロボット志向であっても、あくまで夢物語の延長なんだから。
そういえば同じようなことを『ダ・ヴィンチ』で永野護が言ってたな。片や現実世界でディテールにこだわり、片や空想世界に逃避してしまったが、やろうとしてる方向性は同じだよな。
かくなる上は、多くのファンに待ち望まれているパト続編(＆実写化）は押井カントクを外してやってもらわにゃ。愛情のない生みの親より、かつてパトファンだったクリエイターの方たちにやってもらうのが一番だね、本広さんのような（シツコイ）。そもそも最近のアニメの実写映画化は、それで育った少年ファンが大人になったというタイミングでのことだから。パトの場合はそれらより対象年齢が高めだから・・・もうそろそろか!?
それにしても常々アンチ・オシイストを公言してますが、改めて自分の立ち位置をこれで理解することができました。コミック版から入ったこともあって店主はやっぱゆうきストですかね。あーるも好きだし、バーディもちゃんと追っかけてるし。それにゆうきセンセの描く後藤さんはさすが「理想の上司」だけあってカッコいい！（アップで5分くらいフリーズしてるヤツ）
士郎正宗もオシイ経由でしたが、やっぱり映画より原作に惚れたしね。『イノセンス』見に行かずにあてつけがましく『アップルシード』見に行ったもん。
・・・それにしてもここまで旗色に鮮明にしてしまったら、オシイストの方たちからの攻撃が恐ろしいような。
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