http://kamakura.cool.ne.jp/yoomay_miduti/library/dxb-case2_5.htm

はいちゅーもーく、今日のとこはテストに出るからねっ、各自覚えとくよーに。
それにしても今回はシリーズの核心に踏み込みましたね。魂(のカケラ、正しくは)を持つヒューマノイド・ロボットですよ!自称・SF×伝奇ファンタジーテイストの新感覚アクションらしくなってきました。
そもそもSFもファンタジーも好きなジャンルなんで、「どうせだったら一緒にやっちゃえ!」というのがD×Bのコンセプトでもあります。
そしてSFといえばロボット(笑)ですが、30年後とはいえレ○バーみたいな搭乗型はできるのか?と現実世界を見回してみれば、アシモだキュリオだプロメテだとヒューマノイド花盛り。むしろこっちに焦点を当てた方がリアリティが出るんじゃないかなぁ、という考証にうるさい作者のこだわり出してます。
しかし、ソフトウェアはというと、作者は「コンピュータごときに何ができる」と思ってます。例えば検索エンジンでも
「神田淡路町に古いお屋敷が残ってるか?」
という口で訊けば簡単に答えられる問いでさえ、やれキーワードだ演算式だとやらなきゃ答えが出ない始末。そして出てきた答えも、ただキーワードが同じページにあるだけという見当違いのもちらほら。
しかし、そういったヒューマンインターフェースの問題はもう解決できるレベルにまで来てるのかもしれないし、そのために人間の『心』が必要とは限らない。でも、ヒューマノイドが人間の形をしている以上、そして人間とともに生活する以上、人間と同じ考え方・感じ方は必要とされるんじゃないか?
しかしロボットが人間の心を持ったなら、付きまとう問題が「10万馬力の鉄腕アトムがキレたらどうなるか」。アシモフ博士はロボット3ヶ条を定めたけど、それだってプログラムされたものである以上書き換えは可能なんじゃないか?
(スイマセン、基本的に科学懐疑主義者なもんですから)
そのためには、技術的な解決方法を探るよりもむしろロボット・カウンセラーが必要なのかもしれない(笑)。そしてそれがもし『霊的』な問題だったら、そう、彼らの出番です。

ちなみに『あのちっちゃいわりに判定が揉めると真っ先にベンチ飛び出して食って掛かってた、あのオヤジ』
巨人ファンの皆さん、ここは笑うとこですよー。ほんとに30年後、そうなってそうで怖い・・・。
それ以上に、巨人はともかく、中日がそれまで存続してられるのか心配になってきた。この一月ほどで30年後のプロ野球ががらっと変わってしまいそうだからなぁ。

それでは、お定まりの次回予告。
廃ビルに秘められたおぞましい過去。

「そしてそのあと銀行になって、関東大震災のときには建物半壊して火事になったんだけど、頭取以下重役連中は地下の金庫室に逃れて無事だったんだけど、その他ヒラ行員らは焼け死んだそうな。そして戦時中には軍に接収されて――」
「それに最近では5年前の荒川大水害で避難命令の遅れで3人死んでる」
「まるで馬鹿な上司に殺された無念の霊のオンパレードじゃないですか」

「そうだな、これはもう無念が無念を呼んでいるとしか思えんな」


そしてとうとう、恐怖が彼らに襲い掛かる。

「佐野・・・、おい、どうしたってんだよ」
「キャップ、佐野が、佐野がっ」


相馬はこの危機を脱することができるのか?

「キャップ、佐野のことは」
「ああ、判っていたさ。あいつがおれのことを恨んでいたのも。なのになんで――」


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