6月18日の日記

2004年6月18日 映画
ずいぶん前に録って、録った覚えてるのはいいがはてさて、何を録ったのか忘れてたというカワイソウな映画です(--;)

さて映画界には、好評だったんで柳の下のドジョウを狙おうと続編を作ったけどこれが大してオモシロクないということは多々あること。もしかしたら我が愛する『踊る大捜査線』もそうかもしれませんし、中には前作のヒットを隠れ蓑にカントクの趣味を丸出しにしてしまったパトのようにまったく違う映画になってしまうことも。
さて、このM:I-2ですが、自分の中ではその駄続編映画の仲間入りです。監督は『フェイス・オフ』のジョン・ウー。ジョン・ウーといえば二丁拳銃、バイクスタント、そしてくどいまでのスローモーション。その美学は言うなれば『アクションの詩人』なんですが、はっきり行ってついていけない人にはどーでもよすぎ。
ジョン・ウー-アクションの美学は端的にいえば様式美なんですが、それは歌舞伎なんかと一緒で判らない人には緩慢で饒舌すぎるだけ。特に最後の一騎打ちともいえるシーンは、くどいまでのアクションでストーリー展開的には一向に進んでいない。それどころか、タイムリミットはどーしたんだイーサン・ハント君!言いたいくらい。
と、最初から最後まで万事この調子ですから、展開がとろいのなんの。ダラダラと2時間半もやるほどのことではないというのが店主の感想でした。はっきり言ってジョン・ウー-アクションのプロモーションビデオです。お好きな人はどーぞ。

でも、前作見たのも相当前だが、ブライアン・デ-パルマはジョン・ウーほどの特徴らしいものはないが、エンターテインメントとしては非常に手堅かったな。そっちのほうが店主は趣味だ。

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