みんな仁志が好きだった
2006年11月6日 野球 コメント (2)
いつかこんな日がくると思ってた。
球春到来まで半年の間に身の振り方を決めなければ。
最近はホストにハマってて露出が少なくて嬉しい某I.N.のように「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」と掌を返すか、それともAHのように文句言いながら見続けるか。
あれを1年見通したのだから怖いものはない
いっそ、彼に匹敵するくらいのお気に入りの選手が現れてくれれば心置きなくG党を続けていられるのだが。
ルックス、実力ともに兼ね備えた選手が。
しかし、ルックスといっても仁志の場合決して「イケメン」というわけではない。彼よりイケメンの選手なら「球界のキムタク」こと五十嵐や我が巨人でも矢野などいくらでもいる。
じゃあ仁志のどこに惹かれたのかというと、散々考えた結果
ヲタ的に言うとキャラが立ってたのだ。
バッターボックスに立つと審判の方が大きく見えるほど、野球選手としては小柄な体格。そしてその上に乗っているのはあのベビーフェイス。
この球界に『プ・プ選手会』員は数あれど(cみずしな孝之)
彼ほどそれがしっくりくる選手はいない。
だが、彼のベビーフェイスはただの童顔ではない。
それはまさにやんちゃ坊主の顔、背の小ささをガキ大将にからかわれながらも
こなくそと立ち向かっていくチビの顔だ。
そのルックスこそ仁志敏久という選手を体現しているといえる。
その容姿に不似合いなほどの、半袖のアンダーシャツからのぞく上腕、
そこからかっ飛ばされる体格を感じさせないパンチ力。
それはまさに大男に真剣勝負を挑む姿だ。
もちろん、小兵ならではの武器も忘れてはいない。それは俊足と守備の巧さだ。
小兵は俊敏さで勝負するというのが牛若丸以来の伝統。
今は「ムッシュ」の名で呼ばれる吉田義男も現役時代は「今牛若」と呼ばれ華麗なフィールディングで観客を沸かせたが、仁志の攻守はまさしくそれを継承するものだ。
むしろ彼が言うには何でもない守備こそいい守備なのだが
印象に焼き付いているのはむしろその足を生かした守備範囲の広さ、そしてぎりぎりで球にくらいついていく姿だった。
そして常に的確に打球方向に構える守備センスも
「大きな選手には負けまい」という人一倍の努力の結果だと思ってしまうのだが。
つまり、仁志敏久という選手は絵に描いたような小兵選手の王道を行っていた。
体格という越えがたい壁にぶつかりながらもそれをものともせず巨人の切り込み隊長としてチームを引っ張る姿は、まるで野球漫画の登場人物のようでさえあった。
それは仁志にとって虚像であったかもしれない。
しかし野球選手とは夢を売る商売、そして彼は小さい子供たちに夢を与えてくれたのだ。己の姿を通して。
もう、トシヒサコールが聞けないのは本当に寂しい。
イチローコールに始まり、各球団の俊足攻守の選手、つまり「我がチームのイチロー」たちに与えられた節回しのつかないネームコール。
それが巨人では次は誰に与えられるのだろうか。
球春到来まで半年の間に身の振り方を決めなければ。
最近はホストにハマってて露出が少なくて嬉しい某I.N.のように「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」と掌を返すか、それともAHのように文句言いながら見続けるか。
あれを1年見通したのだから怖いものはない
いっそ、彼に匹敵するくらいのお気に入りの選手が現れてくれれば心置きなくG党を続けていられるのだが。
ルックス、実力ともに兼ね備えた選手が。
しかし、ルックスといっても仁志の場合決して「イケメン」というわけではない。彼よりイケメンの選手なら「球界のキムタク」こと五十嵐や我が巨人でも矢野などいくらでもいる。
じゃあ仁志のどこに惹かれたのかというと、散々考えた結果
ヲタ的に言うとキャラが立ってたのだ。
バッターボックスに立つと審判の方が大きく見えるほど、野球選手としては小柄な体格。そしてその上に乗っているのはあのベビーフェイス。
この球界に『プ・プ選手会』員は数あれど(cみずしな孝之)
彼ほどそれがしっくりくる選手はいない。
だが、彼のベビーフェイスはただの童顔ではない。
それはまさにやんちゃ坊主の顔、背の小ささをガキ大将にからかわれながらも
こなくそと立ち向かっていくチビの顔だ。
そのルックスこそ仁志敏久という選手を体現しているといえる。
その容姿に不似合いなほどの、半袖のアンダーシャツからのぞく上腕、
そこからかっ飛ばされる体格を感じさせないパンチ力。
それはまさに大男に真剣勝負を挑む姿だ。
もちろん、小兵ならではの武器も忘れてはいない。それは俊足と守備の巧さだ。
小兵は俊敏さで勝負するというのが牛若丸以来の伝統。
今は「ムッシュ」の名で呼ばれる吉田義男も現役時代は「今牛若」と呼ばれ華麗なフィールディングで観客を沸かせたが、仁志の攻守はまさしくそれを継承するものだ。
むしろ彼が言うには何でもない守備こそいい守備なのだが
印象に焼き付いているのはむしろその足を生かした守備範囲の広さ、そしてぎりぎりで球にくらいついていく姿だった。
そして常に的確に打球方向に構える守備センスも
「大きな選手には負けまい」という人一倍の努力の結果だと思ってしまうのだが。
つまり、仁志敏久という選手は絵に描いたような小兵選手の王道を行っていた。
体格という越えがたい壁にぶつかりながらもそれをものともせず巨人の切り込み隊長としてチームを引っ張る姿は、まるで野球漫画の登場人物のようでさえあった。
それは仁志にとって虚像であったかもしれない。
しかし野球選手とは夢を売る商売、そして彼は小さい子供たちに夢を与えてくれたのだ。己の姿を通して。
もう、トシヒサコールが聞けないのは本当に寂しい。
イチローコールに始まり、各球団の俊足攻守の選手、つまり「我がチームのイチロー」たちに与えられた節回しのつかないネームコール。
それが巨人では次は誰に与えられるのだろうか。
コメント
今度は清水の番でしょうか…
今年はよくても来年あたり放出かも・・・。
思えば、これで96年『メークドラマ』の面々はほぼいなくなってしまいましたね。
松井はメジャー、清原はオリックスですし。
いくら新陳代謝とはいえ、精神的支柱といえる選手がもういないのでは。
FAで獲ってきても所詮は外様ですし。
その外様でありながらチームをまとめ上げてきた小久保もFA宣言。
ヨシノブあたりで大丈夫なのだろうか・・・。